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トワイライトエクスプレスが引退、最終列車の切符がプレミア化して100万円?

トワイライトエキスプレス(muzina_shanghai)

トワイライトエキスプレス(muzina_shanghai


走行距離1500キロ、大阪と札幌を22時間で結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」が3月12日の運行をもって引退します。その最終列車の切符が12日午前10時に全国の駅で一斉に発売され、その全席分が一瞬のうちに売り切れました。そのうちの一枚がインターネットオークションに出品され、なんと100万円を超える高値が付けられたという。




最終列車となる3月12日分の切符は、その1カ月前の2月12日午前10時から発売されました。1編成の定員は130人で、エキストラベッドを使えば152人分です。購入は各地にあるみどりの窓口や旅行会社にある約1万台の予約端末からになります。

数少ない座席分に対していったい何人が競い合ったのでしょうか。午前10時になった瞬間、一斉に申し込みボタンが押され、100分の1秒でも早ければ予約に成功します。押すのは窓口の担当者ですから、購入する側としては、この勝負の瞬間を見守るしかありませんでした。

最終列車の切符販売窓口に並ぶ人たち(サンスポ)

最終列車の切符販売窓口に並ぶ人たち(サンスポ)

大阪駅の中央口の窓口前には、朝早くから20人ほどが並んだそうです。予約端末の関係で、先着10人だけが受付に進めました。10時00分。緊張した面持ちの駅員が一斉にボタンを押す。切符が取れたのは、10人のうち1人だけでした。

「トワイライトエクスプレス」の最終列車の切符(スポニチ)

「トワイライトエクスプレス」の最終列車の切符(スポニチ)

この最終列車に限らず、3月にはいってからの切符はプレミア化しているそうです。運行するのは、1日に大阪発と札幌発それぞれ1本ずつ。最終日の切符の1枚は100万円を超える高値がインターネットオークションで付きました。出品者は別の日の切符も数点出品しているそうです。想い出に残したくて真剣に購入を希望して手に入らなかった人にとっては、少々腹立たしい思いをしているかも知れません。

JRでは、トワイライトエクスプレスのオリジナルグッズを多数販売しています。オリジナルのキーホルダーやコインケースなどのほか、ケーキプレートやコーヒーカップなどもweb販売しています。

コーヒーカップ&ソーサー3,100 円(ジェイアール西日本フードサービスネット)

コーヒーカップ&ソーサー3,100 円(ジェイアール西日本フードサービスネット)

残念ながら切符が取れなかった人は、こちらのオリジナルグッズを購入して想い出とする手も・・・。(ジェイアール西日本フードサービスネット

参考:サンスポ/スポニチ