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いよいよグーグルが医療分野に本格参入か

手術ロボット

さまざまな産業へ展開を広げているGoogleが、いよいよ医療分野に着手しました。手がけるのは、「手術ロボット」の開発です。




Googleの研究組織「ヴェリリー」(旧Google Life Sciences)は「ジョンソン・エンド・ジョンソン」傘下の医療機器会社「エチコン」と提携して、新たに「ヴァーブ・サージカル」を設立しました。

Googleはこれまでも、血糖値を検知できる糖尿病患者向けの「スマートコンタクトレンズ」を発表していますが、このときはノバルティスと提携しました。

今回は、医師による手術を支援するロボットの開発に着手するようです。「手術室のプロに向けた最先端のロボット機能、そして最高の医療機器技術を組み合わせた包括的な外科ソリューションプラットフォーム」の開発を目指すという。

ただし、今後もさまざまな会社と提携することで、広く医療分野に進出していくようです。

ヴェリリーのCEO、アンドルー・コンラッドは「製薬やバイオテクノロジー、医療機器、診断機器の各企業、患者支持団体、学術研究者らと、さまざまな形で密接に協力することになる」と話しています。

(via WIRED