バイオ研究を紹介するネットメディア 12.13 Fri

事件現場に残された指紋から「性別」がわかるらしい

犯罪捜査では、現場に残された「遺留指紋」を採取してデータベースや関係者のものと照合することで、個人を特定します。しかし、犯人に犯歴がなかったり関係者でない場合はどうでしょうか。まったく役に立たないのでしょうか?いや、実は照合をしなくても「性別」についてだけは判別できるそうです。

ニューヨーク州にあるオールバンジ大学の研究グループが開発した手法では、実は残された指紋の「紋様」は使いません。指紋を使うといっても、男女で違いがあるのは紋様ではないのです。

人間の肌からはさまざまな物質が分泌されていますが、実は女性の場合は男性と比べて2倍の濃度の「アミノ酸」を分泌しているそうです。

つまり、研究グループは現場に残された指紋の「紋様」ではなくて、「成分」を検出して性別を判別する方法を開発したということです。

研究グループは、指紋をプラスチックラップに付着させて採取し、熱と塩酸で洗浄してアミノ酸解析を行う方法を用いました。

さまざまな場所から採取した指紋で試したところ、実に99%の確率で性別を判定することができたという。

現場に残された指紋だけから犯人の性別がわかるのでしたら、かなり捜査に有用な情報ではないでしょうか。

(via GIZMODO image by Tom Conger

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