バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 4.16 Tue

脳に「効く」食べ物ベスト10とは?

脳の働きを良くしてくれる食べ物は何でしょうか? 集中力を高めたり記憶を良くするなど、「脳により食べ物ベスト10」をご紹介します。




脳によい食べ物ベスト10

10位 牡蠣

牡蠣には亜鉛や鉄が豊富に含まれていることで有名な食べ物です。亜鉛や鉄は脳の集中力と記憶に関係があるといわれており、これらを摂ることで思考が鋭くなり記憶を呼び起こすのが早くなる効果があるそうです。牡蠣は高価という場合は、シジミなんかも亜鉛を豊富に含む食品として有名ですね。

9位 全粒穀物

全粒粉、ブラン、小麦胚芽、玄米、オートミール、全粒パン、大麦などには、葉酸が豊富に含まれています。葉酸には脳の血流を良くする働きがあることから、脳の働きを向上させます。また、記憶力を高めてくれるビタミンB1(チアミン)も多く含まれているという。朝食に全粒粉パンなんてどうでしょう。

8位 お茶

みなさんもご存じのとおり、お茶にはカテキンが含まれています。カテキンには脳機能を調整して頭の冴えをよくする効果と、そしてリラックスさせて脳の疲労を防ぐ効果があるといいます。高温でカテキン成分をしっかり抽出するとよいでしょう。

7位 卵

年をとると次第に脳が萎縮して脳機能が衰えるといわれています。加齢とともに進行しますが卵を食べることである程度防げるとのこと。卵にはビタミンB12やレシチンが豊富に含まれ、これらの成分が脳の萎縮を防ぐそうです。さらに卵黄にはコリンという物質が含まれ、記憶を高めてくれるらしい。

6位 カレー粉

カレーの主成分クミンの抗酸化作用が脳のダメージを抑えてくれます。

5位 ベリー類

とくにブルーベリーには、学習能力を高めてくれる効果があるそうです。またブラックベリーやラズベリーなどは抗酸化物質が多いそうです。

4位 ナッツや種実類

ナッツや種実類には、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6が豊富に含まれており、これらの成分が脳にいいらしい。また、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸には抗うつ効果があるといわれています。

3位 キャベツやほうれん草などの青菜

青菜には、ビタミンB6、ビタミンB12、そして葉酸が含まれていて脳にいいようです。また、青菜には物忘れやアルツハイマー病のリスクを高めるホモシステインの濃度を低下させる効果もあるとのこと。

2位 鮭、マグロ、ニシンなどの魚

魚にはオメガ3脂肪酸が豊富で、アルツハイマー病のリスクを減らしてくれるそうです。オメガ3脂肪酸は、さらに酸素を脳に供給する働きがあり、脳機能を高めてくれます。特に脳によい魚は、鮭、マグロ、ニシンだそうです。

1位 チョコレート

チョコレートの原料であるカカオには、脳に良い成分がたくさん含まれています。わずか2~3杯分のカカオの中に、緑茶や赤ワインによりも豊富に抗酸化物質が含まれるとのこと。カカオに含まれる主な抗酸化物質はフラボノール。フラボノールには脳の血流を高める作用もあります。ココアもカカオからつくられるので脳によいですね。

参考:itmama.jp