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育毛にとって大事な「毛髪ゴールデンタイム」に睡眠をとるべし

睡眠不足は体のあらゆる部分に悪影響を与えます。もちろん健康的な育毛にとっても十分な睡眠は必要なことですが、どうやら特に育毛に良いとされる「毛髪ゴールデンタイム」があるようです。ここでは育毛に良い正しい睡眠についてご紹介します。




育毛に睡眠が必要な理由

睡眠不足になると体のあちこちに異変が起きます。逆に疲れたときには睡眠を十分にとると体調を取り戻すことができます。いったいどうしてなのでしょうか?

睡眠をとると「成長ホルモン」が盛んに分泌されます。成長ホルモンが分泌されると体のダメージを受けた部位が修復されますし、代謝が促進されるために発毛や育毛にとってもプラスに働きます。

一方、睡眠時間をしっかりとらないと体に残ったダメージが積み重なってしまい、正しい育毛サイクルも維持できません。特に年をとると成長ホルモンの分泌が減少してしまいますから、より睡眠には気をつかう必要があります。

育毛に良い睡眠方法を知る

では、育毛によい睡眠とはどういった睡眠なのでしょう。

実は髪の毛が最も成長する「毛髪ゴールデンタイム」というものがあり、午後10時から深夜2時と言われています。つまり午後10時から夜中の2時までの間は育毛にとって大事な時間ですので、この時間に睡眠をとればよいのです。

これは「お肌のゴールデンタイム」とも一致します。実はこの時間こそが、成長ホルモンが分泌しやすい時間なわけです。

また、最も適した睡眠の長さについては、7時間と言われています。長すぎても短すぎてもよくありません。

さらに、眠りはじめから3時間が重要との説もあります。もし眠りが浅くて眠り始めてから3時間以内に起きてしまう人は、成長ホルモンが十分に分泌されていない可能性があります。このような症状「途中覚醒」がある場合は睡眠の質を改善する必要があります。

夜中に目が覚めてしまうひとのために

睡眠にはサイクルがあり、一定時間ごとに眠りの浅い時間があります。途中覚醒が起こる人は、このタイミングで「何らかの刺激」があるために起きてしまうわけです。

原因はさまざまですが、一つには「悪夢」があります。あまり良くない夢を見ていると、それが刺激となって目が覚めてしまうわけです。対策としては「就寝前にリラックスする時間を作る」ことです。

また、寝る前にお酒を飲むと途中覚醒が起こることがあります。アルコールが肝臓で分解されて発生するアセトアルデヒドが脳を興奮させてしまい、夜中に目が覚めやすくなります。「就寝前の2、3時間前の飲酒は避ける」ことが必要です。

そのほか、何らかの「音」が刺激になっている可能性があります。寝返りを打ったときの「枕の音」が大きいことも原因になりますし、幹線道路のそばに住んでいる場合は夜中に走る「車の音」が原因かも知れません。あるいは家族の「いびき」なども。

深い睡眠を得るために「グリシン」が良いよいとされていますので、どうしても睡眠の質が良くならない場合にはこういったサプリメントを試してみるのも効果的かも知れません。