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腰痛予防に「スタンディングデスク」を考えてみる、作り方やメリット・デメリットなど

腰痛に悩んでいませんか?一日のうちでデスクワークに従事する時間が長い人は、常に腰痛と戦わなければなりません。椅子の高さやモニターの角度、座布団や背もたれの角度など変えてみたり、あるいは意識的に軽い運動やストレッチをしてみたり…いろいろ試してはみるものの、「長時間のデスクワーク」という根本的な原因をどうにかしなければ悩みは解消されません。しかしデスクワークをやめるわけにはいきませんよね。そこでここ数年よく耳にする「スタンディングデスク」というものを考えてみましょう。

スタンディングデスクとは何か

スタンディングデスクとは、文字通り「立ちながら作業するためのデスク」です。もともとはパソコン作業がメインとなるIT系の企業で取り入れられたワークスタイルのようですが、思いのほかさまざまなメリットもあるようです。

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スタンディングデスクのスタイルを構築するポイントは、(1)キーボードを置く位置を肘の高さに合わせること、(2)モニターの高さを目線からやや下側して、角度をわずかに傾けること――の2点です。実際に試してみて自然であればオーケーでしょう。(image by WIRED)

スタンディングデスクの効果とは

ずっと座りっぱなしでいると、どうしても腰のあたりが強張り、腰痛を引き起こします。なぜなら椅子に座ったときの姿勢それ自体が腰に無理な負荷をかけてしまうため、長時間座りっぱなしで作業を続けると必然的に腰痛を引き起こしてしまうからです。

また、長時間座っているとお尻の血の巡りが悪くなり、痔にもなりやすくなります。スタンディングデスクにすると、座ることによる腰への悪影響を根本的に解消するわけです。

スタンディングデスクには、腰痛対策のほかにもメリットがあるようです。例えば、座りながら作業をするよりもスタンディングデスクのほうが集中力が向上し、作業効率が上がるといわれています。

また、1日に6時間座っていると死亡リスクが40%増大するというデータもあるようです。さらに、デスクワーク中心の仕事をしている人は立ち仕事をする人と比べて心臓病になる確率が2倍になるとも報告されています。他にも、座りっぱなしだと糖尿病リスクも上昇するなど。こうしてみると、座ってていいことは一つもないようですね。

スタンディングデスクをどうやって導入するか

座りっぱなしでいいことは一つもないようですが、それでは完全にスタンディングデスクにしてしまってよいものでしょうか。

スタンディングデスクを試した方の感想をいろいろと調べてみると、どうやら、いきなりスタンディングスタイルに完全移行してしまうのも危険なようです。というのも、スタンディングデスクはけっこう「体力的にハード」だからです。

確かに座りっぱなしに比べれば腰への負担はなくなりますが、そのぶん立ち続けるわけですから脚への負担は相当なものです。普段のデスクのほかにスタンディングデスクのスペースも設けておき、両方を使用するのもよいかもしれません。

スタンディングデスクは、専用のデスクもたくさん売られていますし、試すだけならまずはカラーボックスや段ボールなどを使って高さを変えて構築してみるのもよいでしょう。(image by AGBeat)

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体に負担をかけないスタンディングデスクを構築するためには、自分に合った高さに調節する必要があります。モニターの高さが少し下になりますが、肘の高さに台を調節してノートパソコンを置くスタイルもあります。(image by FitDesk)

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例えばアマゾンで探してみると、5千円程度で高さ調節が可能なPCスタンドが購入できます。

スタンディングデスク(Amazon)

デスクワークの時間が長く、腰痛でお悩みの方はぜひスタンディングデスクを試してみてはいかがでしょうか。