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久慈産琥珀から新規の抗アレルギー物質「クジガンバロール」を発見

久慈産琥珀に抗アレルギー物質 岩手大研究室が発見

岩手日報

 岩手県久慈市産の琥珀から新しい抗アレルギー物質「Kujigamberol(クジガンバロール)」を、岩手大の木村賢一教授らの研究グループが発見した。

 クジガンバロールは「久慈」の「琥珀(amber)」に含まれる水酸基(ol)をもつ物質という意味から命名され、久慈市産の琥珀だけに含まれる。ロシア産やドミニカ産からは発見されない。

 抽出エキスにはアレルギー性鼻炎の定量噴霧医薬品の約5倍の能力があるという。すでに特許も取得しており、久慈産琥珀を使った化粧品の発売に向けた開発を進めている。

参考:岩手日報