トイレ後に手を洗わないことがある人が15.4%に上ることが、消費者庁が実施した意識調査で明らかになった。また、食事前に手を洗う割合も半数にとどまり、ノロウイルスの感染予防対策として同庁は「正しく洗うことが重要」と呼びかける。
調査はインターネット上で10月23~27日に実施され、16~65歳の2000人が回答した。
トイレ後の手洗いに関する質問については、「小便後のみ洗わない」が7.3%、「大便後のみ洗わない」が3.0%、「大便・小便後ともに洗わない」が5.1%で合計すると15.4%だった。
また、調理や食事の際に必ず手を洗うタイミングについて(複数回答)は、「調理前」が84.7%、「調理後」が65.2%、「食事前」が52.6%だった。
毎年、秋以降に流行が本格化するノロウイルスはわずか10~100個で感染する。消費者庁は、手に付着したウイルスが口から入らないよう、トイレ後や食事前には必ず手を洗うよう呼びかけている。
(via サンスポ)