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iPS細胞から作製した膵島をサルに移植、血糖値の低下に成功

ヒトのiPS細胞から作製した「膵島」をサルに移植して血糖値を低下させることに成功したと、東京大などの研究チームが発表しました。

膵島は膵臓にある細胞の集団で、血糖値を下げる働きをもつホルモン「インスリン」を分泌する働きがあります。

研究チームは、ヒト由来のiPS細胞から数万個の膵島を作製して極細のチューブに封入し、糖尿病を発症した小型のサル「マーモセット」の腹部に移植しました。

移植から数日後、血糖値が正常値に下がり20日後まで持続したことが確認されました。

現在、脳死した人の膵島を移植する糖尿病の治療が行われていますが、提供者が不足している問題があり、iPS細胞を使って膵臓を大量に作ることが期待されます。

人への移植は5年後の臨床研究の開始を目指しています。

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