バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 4.23 Tue
脳科学
恋人の写真で活性化する脳の部位を特定 「熱愛」か「冷めた関係」かがわかる?
ここから本文です 熱愛中は脳も“ドキドキ” 恋人写真で脳活性化 理研などが特定

神戸新聞

 恋人の写真をみてドキドキしたとき脳内の2カ所が活性化してドーパミンが増えることを突き止めたと、理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターなどの研究グループが14日に発表した。熱愛状態なのか、冷めた関係なのかが分かる目安になるかも知れないという。
記事を読む

レーザー光照射を使って、マウスの脳内の2つの記憶を組み合わせる

 マウスの脳をレーザー光で制御して、別々の二つの記憶を組み合わせて新しい記憶を作り出すことに成功したと、富山大の井ノ口馨教授らの研究グループが2日付の米科学誌Cell Reports電子版で発表した。人間の脳機能の解明にもつながるという。
記事を読む

磁気による方向感覚、世界初の「第六感」をもつラットを作製

 方位磁石からの信号を受け取り方角を認識できるラットを作製したと、東京大の池谷裕二教授らの研究グループが米科学誌Current Biologyで発表した。五感とは全く異なる新しい感覚を作り出したのは世界で初めてだという。
記事を読む

他人の顔を認識するメカニズムを解明 「相貌失認」の治療法に

 人間は他人の顔を正常に認識するとき、脳の必要な部位のみを働かせて不要な領域については活動を抑制することを、自然科学研究機構生理学研究所の研究グループが解明した。人の顔を覚えることができない脳機能障害「相貌失認」の治療法につながるという。
記事を読む

体内時計を統一管理する脳内の細胞を特定 筑波大

 からだの機能を24時間周期で制御するための「体内時計」をつかさどる脳内の細胞を特定したと、筑波大の柳沢正史教授らの研究グループが5日付の米科学誌電子版で発表した。
記事を読む

「罪悪感」感じる部位、右脳の前頭前野と特定 電流刺激で協力的な行動に

 相手の期待を裏切る際に感じる「罪悪感」に関与する部位を特定したと、情報通信研究機構の春野雅彦・主任研究員らのグループが米科学誌The Journal of Neuroscienceに発表した。
記事を読む

他人の行動予測をすると自身の行動に影響を及ぼす ダーツの実験

下手な人のプレー見ると自分に伝染する? ダーツで実験

朝日新聞

 他人の行動を見て結果を予測することと自分の行動には関連があるとの調査結果を、独立行政法人・情報通信研究機構などの研究グループが英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
記事を読む

肥満は海馬を収縮させる?

肥満は認知能力を低下させる?

ナショナルジオグラフィック

 体重が増えると脳が収縮する可能性があることがわかった。18日、北米神経科学学会の記者会見で研究結果が発表された。60代を対象とした研究結果から、肥満体の被験者では海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになったという。
記事を読む

海馬を活性化させて「いやな記憶」を「楽しい記憶」に置き換える

記憶が置き替わる

読売新聞

 海馬を活性化させて「いやな記憶」を「楽しい記憶」に置き換えることにマウスを使った実験で成功したと、理化学研究所の脳科学総合センターの研究チームが発表した。28日付の英科学誌Nature電子版に掲載される。
記事を読む

ラットの神経細胞を使って原始的な「人工脳」を作ることに成功

ラットの神経細胞で人工脳作製

朝日新聞

 ラットの神経細胞を特殊な物質に含ませて培養して、原始的な「人工脳」を作製することに、米マサチューセッツ州タフツ大の研究チームが成功した。人間の細胞を使った人工脳も作製を進めているという。
記事を読む

腕を動かす脳の指令をつかって脚を動かすことに成功 脊髄損傷患者の歩行に期待

脊髄損傷患者の脚を動かす方法

読売新聞

 腕を動かそうとする脳からの指令をセンサーで読み取り、それを下半身に伝えることで脚を動かすことに成功したと、自然科学研究機構生理学研究所などの研究チームが発表した。13日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに論文が掲載された。
記事を読む

「脳型コンピューターチップ」を米IBMが開発

脳型コンピューター

朝日新聞

 人の神経細胞の働きをまねた素子をつかって同時並行的に情報を処理することができる、脳型コンピューターチップを米IBMが開発した。大量の画像や音声の中から特定の顔や声などを識別したり、あるいはビッグデータから目的の情報を高精度で見つけることが可能となるという。8日付の米科学誌サイエンス誌に発表する。
記事を読む

脳の活動領域から正直者と嘘つきがわかる?

 正直者と嘘つきで脳の活動領域に違いがあることを、京都大の阿部修士特定准教授らの研究チームが明らかにした。「側坐核」という領域の活動が活発な人ほど嘘をつく割合が高かったという。7日、米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス電子版に掲載される。
記事を読む

「脳波」をつかった個人識別技術の開発

 音や画像に意識を集中したときに出る脳波を用いて個人の識別が可能になる技術を開発したと、富山県立大の唐山英明准教授(生体情報理工学)が発表した。従来の指紋認証などに比べて偽造や盗用される可能性が低い、新たな生体認証技術の実用化を目指す。
記事を読む