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どうしても早起きができない時の「最終手段」について

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世の中には「早起きは三文の徳」ということわざもありますが、少し早起きすることで人生を豊かにしてくれることは確かにあります。「朝活」という言葉まで生まれましたね。




例えば、ジョギングなど運動やストレッチをすれば健康によいですし、読書だったり英語や資格試験など、何かの勉強に使って知識を蓄えるのもよいですね。

あるいは、仕事の関係でどうしても早起きをせざるを得ない状況もあるでしょう。この場合は、「早起きできたらいいなあ」なんて甘い話ではなくて、何が何でも起きなきゃならない差し迫った状況です。

でも、実際のところ、早く起きるのって、かなり難しい・・・。

早く起きるための手段は、ちょっとネットで検索するといくらでも出てきますね。

早く寝る、寝る前にパソコンのモニターなどを見ない、夜はカフェインと摂らない、お酒をひかえる、目が覚めたらガバッと起きる(これができたら苦労しませんよね)、などなど。

ところが、どんな方法を実践してもなかなかうまくいかない。朝、目が覚めたとしても、どうしても二度寝してしまう。あと5分のはずが、結局はズルズルと時間が過ぎていき、結局はいつもの時間になっている。「まだ○○時か、まあいいや、早起きは明日からにしよう・・・」そうです、早起きは非常に難しいのです。

どんな早起きの方法も、聞いたり読んだりしたときは「これならできそうだ」と思えたのに、やっぱりうまくいかない。これはもう、ダイエットや禁煙なんかと同じ類のものです。では、なぜ起きられないのか。それは、結局のところ、どれだけ寝る前に決断をしても、朝になると「甘え」が心に芽生えるからじゃないでしょうか。

そこで、ここでは「どうしても早起きができない」という場合に最終手段として使える取って置きの方法をご紹介します。それは、「メール」を使った方法です。

メールの予約送信をつかって確実に目を覚ます

使うのは、パソコンのメーラーです。どのメールソフトでもかまいませんが、メーラーに付属する「予約送信機能」をつかって指定時刻に予約送信するというわけです。内容は、

「送信されると困る恥ずかしい内容」

にします。恥ずかしい内容であるほど効果は絶大です。

例えば、朝6時に起きたいのであれば目覚まし時計を6時にセットします。そしてパソコンのメーラーで6時10分に「送信されたくない」メールをセット。そうすれば、「まだ寝ていたいな」なんて甘えは一気に吹き飛ぶでしょう。サッサと起きてメールをストップしなければマズいメールが送信されてしまうのですから…。

万が一のことを考えて、送信されてしまうと本当に困ってしまう相手に送るのはやめておいたほうが無難ではあります。

例えば、親兄弟とか身内、あるいは親しい友人を送信相手に選びましょう。「これこれこういう事情で・・・」といったように、言い訳できる相手にしておくのがよいかもしれません。それでも送信されたら恥ずかしいので、心理的に「まあいいや」とはならず、とにもかくにもメール送信をストップする行動をせざるを得ないわけです。

目が覚めて「がばっ」と起きてパソコンのメーラーを立ち上げて、自動送信をストップさせたらそのまま顔を洗えばもう頭はすっきりしているはずです。

これはもう、何をやってもどうしても起きられない場合におすすめの「最終手段」です。ただし、送信してしまった場合に発生する不利益については一切責任は持てませんが・・・。