パソコンの操作には欠かせないマウス。近年はさまざまなガジェットツールが開発されていますが、マウスのカタチもいろいろと変化を遂げています。なんと指に装着してマウス操作ができる「指輪型ワイヤレスマウス」があるのをご存じでしょうか。
指輪型マウスとはいったいどのようなもので、どういった使い方ができるのでしょうか。
親指ひとつで多様な操作を可能にする
使い方は、人差し指の第一関節のあたりに差して、親指でボタンを操作する感じです。
本体の上部には上下左右に配置されてた4つのボタンと、中央のメインボタンの計5種類のボタンが搭載されています。
中央のメインボタンは最も使うことが多い「左クリック」。画像にあるとおり、右クリックや「戻る」ボタンも親指ひとつで操作ができるようにうまく配置されています。
また、マウスの構造上よく考えられているのが上側に配置されている「ドラッグボタン」です。
スマートフォンやタブレットなどマウスを使わない機器だと、タッチパネルをタップや長押しなどでドラッグ操作しますが、多少面倒な操作です。一方、この指輪マウスでは専用のボタンを別に作っているおかげでスムーズにドラッグできるようになっています。
また、専用ドライバをパソコンにインストールすると、ボタンの割り当てを変更することも可能。1つのボタンによく使う機能を割り当てて、自由にカスタマイズすることができます。
使い方はさまざま
親指ひとつでさまざまなマウス操作ができる指輪マウス。どのような使い方ができるでしょうか。パソコンから離れてもマウス操作ができるので、プレゼンに使えばかなり重宝しますね。片手だけで操作できるので、レーザーポインタを使いながらもスライド操作ができます。
また、別にマウスを必要としないのでごろ寝しながらの操作もできます。ソファやベッドでも使えるし、パソコンから離れていても操作できる点では自由な使い方が考えられますね。
指輪のように指にはめたままでマウス操作ができるので、そのままの状態でタイピングすることができます。そのため、タイピングしながらマウス操作も頻繁にする必要がある場合は作業効率のアップにもつながります。
また、一般的なマウスを使うとどうしても右側に体が傾くので姿勢が悪くなってしまいますが、このマウスなら常に手をキーボードに置いたままでマウス操作ができるので、姿勢も真っ直ぐにしたままデスクワークを続けられます。これは腰痛や肩こりの予防にも効果がありそうです。
マウスのレシーバーを本体に収納できて紛失を防止したり、USBケーブルをパソコンに直接つないで充電できるなど、使い勝手もよさそうです(一回の充電で最大10時間の連続使用が可能)。
ちょっと変わったスタイルのマウスですが、使いようによってはかなり重宝しそうなツールになりそうです。
サンワリングマウス2
¥ 4,480
指に装着して親指で操作できるマウス。指輪の様にはめておくだけなので、リングマウス2を付けたまま、キーボード操作や他の作業もできる。ソファやベッドに寝転がりながら簡単にパソコンの操作が可能に。