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脳が「飽きた」と感じたときは「ハンドスピナー」で集中力を取り戻す

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あまり変化のない単純作業を長い時間繰り返し行っているとき、「飽きたなあ」と感じることはよくあることです。とはいえ、それが仕事とあらば脳に鞭打って最後までやり遂げることでしょう。しかし作業が終わったときにはある種の達成感を得られるかも知れませんが、それでも脳的では多大なストレスがかかっています。

「飽きた」は脳が疲れたときの「危険信号」

そもそも「飽きた」と感じているとき、脳内ではどんなことが起こっているのでしょうか。これについては、脳の神経細胞を酷使し過ぎて疲労が蓄積しているという説があります。

単純作業ではなく、さまざまな要素を含むタスクや思考や発想といった脳の仕事が加わる作業であれば、脳内の複数の領域を使うことになります。

ところが、変化の乏しい単純な作業を続けていると、極端に脳の限られた一部の領域を使い続けることになります。

このような脳の使い方を長時間つづけていると、脳に疲労がたまってしまい、神経細胞に対して悪影響が出るリスクが高まります。そんなときに脳が出す危険信号が、「飽きた」という感情として出現しているというわけです。

脳を休めるためにどうすればよいか

かつて学生だった頃、「ペン回し」をついついやってしまった経験がある人も多いと思います。特に受験生の頃は、テキストを読んでいるときなど気付けばペンを回していた記憶があります。

「ペン回しをしたら浪人する」などという説を唱える人もいるようですが(勉強時間が増えることでペン回しが上達したとも言える)、あれは今思うと、勉強で疲れた脳を休めるために無意識でやっていたのかも知れません。

ところで、ペン回しも脳休めにはありかも知れませんが、最近はペン回しに代わるとてもよいアイテムがあるようです。海外で爆発的に人気が出て日本でも話題になった「ハンドスピナー」です。

ハンドスピナー

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ハンドスピナーとは、ただひたすら手の上で回すだけのモノですが、これって「ペン回し」に近い動きだと思いませんか?

ペン回しの場合は上手に回すのにある程度の器用さと練習時間が必要なわけですが、ハンドスピナーであれば誰でも気軽に上手く回すことができます。

最初、ハンドスピナーが海外で流行していると知ったとき、なぜそれほど人気なのかと不思議に思いましたが、これはある種のリラックス効果をもたらすアイテムなのかも知れません。

ハンドスピナーには緊張や不安感を解消する効果も

ハンドスピナーには、緊張感や不安感を緩和してくれる効果があると言われています。

プレゼンや試験などで過度な緊張や不安が発生することがあります。これは「失敗したらどうしよう」「いつも通りにやれないのではないか」など、いくつものネガティブな考えが頭の中に滞留することで生じます。

考えまいとすればするほど、無限地獄のように悪い考えが延々と数珠つなぎのように繰り返し、そしてますます不安感が強くなっていきます。

このようなネガティブな考えは本来、頭の中から追い出そうとしてもそう簡単に排除できるものではありません。いやむしろ、そうするほどに強くさえなっていきます。

それではいったい、どうしたらこの地獄のようなネガティブ思考から開放することができるのでしょうか。これは、全く別のことに注意を向けることで簡単に解消することができます。特に効果が高いのは、「体の一部分」を使うことに集中することです。

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ハンドスピナーが緊張や不安を抑える効果はまさにこれで、ハンドスピナーを手の上で回すという単純な運動に意識を向けることで、頭から離れなかったネガティブ思考を止めることができるというわけです。

ハンドスピナーを扱っている「手の感覚」に集中することも思考を追い出すのに貢献しています。これって、「マインドフルネス」にも多少近い効果であるとも言えますね。

また、何らかの「邪念」が頭から離れずに仕事や勉強に集中できないときなんかも、ハンドスピナーで邪念を追い出すことで、やるべきことに集中できる効果も期待できます。

アマゾンで探してみると、今では千円以下の廉価なものから数千円するような豪華なものまで、さまざまなタイプがあるようです。デスクワークの効率アップのために、一つ探してみるのもよいかも知れません。

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