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赤ちゃんも「色の違い」を認識できる、従来の有力仮説を覆す

 赤ちゃんは似通った色の「青」と「緑」の違いを認識していると、中央大の山口真美教授らの研究グループが米科学アカデミー紀要で発表した。従来の心理学や言語学の有力な仮説を覆す研究結果だという。

 これまでは、色の違いは言語や文化の習得によって見分けられるようになると考えられてきた。

 研究グループは、生後5~7カ月の乳児12人に対して色付きの四角や丸などをスライドで示して、脳の血流を測定した。

 山口教授は「人間は生まれつき、ある程度の色の認識ができることを初めて証明した」と話している。

(via 47NEWS