脳の神経細胞に出入りするカルシウムによって睡眠の長さが制御されていると、東京大の上田泰己教授らの研究グループが科学誌「Neuron」で発表した。不眠症や睡眠障害が関係する精神疾患の治療につながるという。
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アルツハイマー病のマウスで思い出せなくなった記憶を引き出すことに成功したと、理化学研究所の研究グループが英科学誌「Nature」で発表した。アルツハイマー病は記憶が消えるのではないことを示しているという。
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脳の病気である「てんかん」の発作を、脳波ではなく心電図から算出した「心拍変動」を指標として高精度で予知することに成功したと、熊本大や京都大などの研究チームが科学誌「IEEE Transactions on Biomedical Engineering」で発表した。
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植物状態にある患者に意識があるかどうかを脳波の測定で判断できる装置がケンブリッジ大の神経科学者によって開発されました。
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脳の神経細胞の位置を変えると、形や性質の異なる別の種類の神経細胞に変化することを発見したと、慶應義塾大の仲嶋一範教授らの研究グループが科学誌「eLIFE」で発表した。
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人間のからだ全体のエネルギーの約2割を使っている脳は、何もしていなくても膨大なエネルギーを消費しているそうです。この謎のエネルギーを解明する鍵となる「グランド・ループ」というものが提唱されています。
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眼の動きによってずれた網膜像を統合して滑らかな視界を維持する脳の仕組みを解明したと、北海道大や京都大の研究グループが英科学誌「Scientific Reports」で発表した。
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辛味を感じたときの脳の神経活動を解明したと、森永製菓や大阪大、生理学研究所の共同研究チームが科学誌「Frontiers in Human Neuroscience」で発表した。辛味が自律神経活動を引き起こす仕組みの解明につながる。
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世の中には、常に多くの人々に囲まれていることを望む人もいれば、逆に独りを好む人もいます。この違いには「孤独」に対する感じ方の差も影響しますが、どうやら「孤独感」に関係する脳の部位が特定されたようです。
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体内時計を調節する新たなタンパク質を発見したと、京都大の岡村均教授らの研究グループが英科学誌「Nature Communications」で発表した。安全な新しいタイプの睡眠薬の開発につながると期待される。
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一定間隔で繰り返される音の欠落を検出する仕組みを明らかにしたと、北海道大の田中真樹教授らの研究グループが科学誌「Scientific Reports」で発表した。
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脊椎動物の脳について、基本的な構造は5億年以上前にすでにできていたと、理化学研究所や兵庫医大の研究チームが英科学誌「Nature」で発表した。脳の進化の解明につながると期待される。
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歩きスマホの際、左右の脳はスマホ操作と歩行に別々に関与していると、東北大の竹内直行講師らの研究グループが科学誌「BMC Neuroscience」で発表した。歩きスマホ中の転倒予防や、新たな高齢者のリハビリテーション訓練への応用につながるという。
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脳の部位「側坐核」を興奮状態にすることで音声チックを再現できる、マカクザルを使った「トゥレット障害」の病態モデルの作製に成功したと、京都大霊長類研究所の高田昌彦教授らなどの研究チームが米科学誌「Neuron」で発表した。効果的な治療法の開発につながると期待される。
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赤ちゃんは似通った色の「青」と「緑」の違いを認識していると、中央大の山口真美教授らの研究グループが米科学アカデミー紀要で発表した。従来の心理学や言語学の有力な仮説を覆す研究結果だという。
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