神経細胞間で情報伝達物質が通過する隙間「シナプス間隙」に未知の構造物をショウジョウバエの実験で発見したと、京都産業大の浜千尋教授らの研究グループが発表した。これまでシナプス間隙の機構はほとんどわかっていないことから、脳機能の解明につながるという。
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腸内細菌が少ない母親から生まれた子供では脳の発達に影響が出る可能性があると、福井大の松崎秀夫教授らの研究グループが米科学「PLOS ONE」で発表した。腸内環境を整えることで予防につながる可能性があるという。
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統合失調症の患者では、意欲や運動機能に関わる脳の部分「淡蒼球」が右脳より左脳で大きくなっていると、大阪大の橋本亮太らの研究グループが発表した。
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テレビゲームに熱中しすぎて親に叱られた経験がある人は多いと思いますが、どうやらゲームをやりこむことで開発される脳力もあるようです。一方で、副作用もあるようですからやり過ぎに注意は必要ですのようですが…。
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リハビリによって脳出血後のまひが回復するメカニズムを、生理学研究所と名古屋市立大の研究チームが解明した。電気刺激を使うなど効率的なリハビリ法につながる成果だという。
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冷却シートを額に貼るように装着できるパッチ式の脳波センサーを、大阪大の秋吉一成教授らの研究グループが開発した。大型の医療機器と同程度の精度でリアルタイムに脳状態を可視化できるという。
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MRIで撮影した脳の画像から性格を評価するサービスを、ベンチャー企業「アラヤ・ブレイン・イメージング」が開始した。約2千人のデータから性格や脳年齢を割り出すシステムを開発した。
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長時間のビデオゲームプレイは子供の脳の高次認知機能に影響を与え、言語性知能の低下に関連すると、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授らの研究グループが医学誌「Molecular Psychiatry」で発表した。発達期における長時間のビデオゲームには注意が必要だとしている。
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従来の定説とは異なる、単一の神経細胞で行う記憶メカニズムの存在を実験で確認したと、名古屋大の森郁恵教授らの研究グループが科学誌「Cell Reports」で発表した。脳神経系における記憶メカニズムの完全解明につながる成果としている。
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エビなどの甲殻類やサケに含まれる赤い色素「アスタキサンチン」が海馬の神経細胞を増殖させ、記憶能力を高めるとする実験結果を、筑波大の征矢英昭教授らの研究グループが科学誌「Molecular Nutrition and Food Research」で発表した。
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磁気で痛みを和らげる機器を大阪大の斎藤洋一特任教授らや帝人ファーマなどが共同開発し、臨床試験(治験)を開始した。治療装置は家庭用電源を使って患者自身が操作できるため、在宅での治療も可能になるという。
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食欲を制御する脳内の神経回路を発見したと、福島医大の前島裕子准教授らの研究グループが発表した。抗肥満薬の開発につながるという。
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「不幸な人は死亡リスクが高まるのか」…そんな疑問に関して真剣に取り組んだ大規模な調査の結果が発表されています。
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うつ病における「気分の落ち込み」の原因のひとつとして、体内で起きている「炎症」が関係している可能性があるとする研究結果が報告されています。脳内の「意欲」や「報酬」に関連する部位に影響を与えているのだという。
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運動に関する短期記憶や長期記憶に関わる脳の部位を画像化することに成功したと、東京大の今水寛教授らの研究グループが科学誌「PLOS Biology」で発表した。練習の効果が長く残るトレーニングやリハビリテーションへの応用が期待できるという。
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