がんのバイオマーカーとしてプレクチン-1を検出するための組成物および方法

【公表番号】特表2013-510094
【公表日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【出願人】ユニバーシティ オブ バージニア パテント ファウンデーション

【要約】
本発明は、バイオマーカー・プレクチン-1を検出し局在化するための診断技法およびイメージング技法に役立つ組成物および方法を提供する。本発明は、プレクチン-1をターゲティングするための多量体型ペプチドリガンド複合体、例えば式(βAKTLLPTPGGS(PEG5000))4KKKKDOTAβA-NH2を有する多量体型ペプチドリガンド複合体を提供し、これには、イメージング剤および/または治療剤をコンジュゲートすることができる。

TGF-β受容体キナーゼ阻害剤としてのヘテロアリールアミノキノリン

【公表番号】特表2013-510103
【公表日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【出願人】メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング

【要約】
式(I)の新規なヘタリールアミノキノリン誘導体(X、Z、Het、R1、R2、R3およびR4は、請求項1に記載の意味を有する)は、ATP消費タンパク質阻害剤であり、とりわけ、腫瘍の治療のために用いることができる。

ベンゾヘテロサイクル誘導体の癌の予防及び治療又は癌転移抑制のための用途

【公表番号】特表2013-510143
【公表日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【出願人】エスエヌユー アール アンド ディービー ファウンデーション

【要約】
本発明はベンゾヘテロサイクル誘導体の新規な用途に関するものにして、より詳しくは、ベンゾヘテロサイクル誘導体又はこれの薬学的に許容可能な塩を有効成分として含む癌の予防及び治療用組成物に関する。本発明者等はKRSが67LRと相互作用することにより、癌(癌又は腫瘍)細胞の移動を促進して転移に影響を及ぼすことを究明し、KRS及び67LRの相互作用を阻害する物質が癌細胞の転移を抑制して癌を予防及び治療できることを確認した。従って、本発明の組成物は癌の転移を抑制するので癌の予防及び治療のための新たな手段を提供する。

基底細胞様遺伝子型癌の処置

【公表番号】特表2013-510171
【公表日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【出願人】ザ ユーエービー リサーチ ファンデーション

【要約】
被験体にデスレセプターアゴニストを投与することを含んでなる、癌を有する被験体を処置する方法が提供される。DR5アゴニストに応答性の乳癌細胞をスクリーニングする方法もまた提供される。さらに、DDX3のN末端CARD、N末端CARDを欠損するDDX3、および80kDaバキュロウイルスIAPリピート(BIR)へ選択的に結合する抗体が提供される。上記方法はまた、乳癌細胞において80kDaバキュロウイルスIAPリピートを含むIAPタンパク質を検出することを含んでなる。

肝癌、肝芽腫及び膵癌の治療剤

【公開番号】特開2013-53114
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【出願人】財団法人ヒューマンサイエンス振興財団

【要約】
【課題】肝癌、肝芽腫及び膵癌に有効な癌の治療剤を提供する。
【解決手段】frizzled-2の発現及び/又は機能を抑制する作用を有する化合物を含有する。frizzled-2の発現及び/又は機能を抑制する作用を有する化合物は、frizzled-2に対するsiRNAである。また、frizzled-2の発現及び/又は機能を抑制する作用を有する化合物は、frizzled-2に対するshRNAである。肝癌、膵癌細胞株としてHep3B、MIA-Paca2を選択し、Cyclin D1の発現量を解析したところ各細胞株ともにCyclin D1の発現量が減少した。