【公表番号】特表2012-529298
【公表日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【出願人】チルドレンズ ホスピタル メディカル センター
【要約】
Pドメインのみを有し、抗原-ノロウイルスPドメインモノマーと称される置換ノロウイルスカプシドタンパク質モノマーは、分子クローニングによって各Pドメインモノマー上に存在する3個の表面ループの1個以上に挿入された外来抗原を含む。抗原-Pドメインモノマーは、集合して、24個の抗原-Pドメインモノマーのコピーからなる、抗原-ノロウイルスP粒子と称される八面体形態を自然発生的に構築できる。各置換Pドメインモノマーは、各抗原-P粒子上の合計24~72個の抗原コピーにつき、1~3個の外来抗原のコピーを含む。抗原-P粒子は、外来ウイルス、例えばロタウイルスに感染した個体の診断、免疫および処置のための方法において有用であり、多くの感染症および非感染症に対する新規なワクチンの開発のための外来抗原提示用担体として利用できる。置換ノロウイルスP粒子は大腸菌および酵母において容易に製造でき、高度に安定であり、広範な物理化学的状態を許容する。修飾ノロウイルスPドメインモノマーは、表面ループに候補外来抗原を簡便に挿入するためのユーザーフレンドリーなクローニングカセットを提供するために、Pドメインモノマーの3個のループの1個以上に挿入された1個以上の制限認識部位を含む。P粒子-VP8キメラはまた、ロタウイルスおよびノロウイルス両方に対するデュアルワクチンとしても利用できる。