【公開番号】特開2012-236812
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【出願人】福田 敏男/小嶋 勝/中島 正博
【要約】
【課題】薬剤輸送システムの担体として利用するため、様々な特性を備えたリポソームが開発されている。また同時に高機能化されたリポソームを形成するための様々なリポソーム作製方法が報告されている。しかしながら、標的場所でのみ薬剤の効果を発揮させるという、薬剤輸送システムにおいて重要な要素を実現するため、リポソームの自律的な移動能力の拡張を行った例はほとんど知られていない。そのため、リポソームを応用した薬剤送達システムにおいて、リポソームに自律駆動力を付加できる技術を提供する。
【解決手段】リポソームの脂質二重膜の外膜の全体または一部に化学修飾された脂質を配置し、バイオアクチュエータとして有望である運動能を持つ細菌を付加させる。各修飾部位に細菌が付加することで自律駆動・薬剤放出能力をもつことを特徴とするリポソームが実現され、これを用いた薬剤送達システムが提供できる。