【国際公開番号】WO2011/037160
【発行日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【出願人】中外製薬株式会社
【要約】
本発明はHLAクラスIを認識し、有意な細胞死誘導活性を有する抗体を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために、まず、FLAGタグを付加した可溶型HLA-Aをマウスに免疫し、最終免疫の4日後、マウスの脾臓細胞とマウスミエローマ細胞を細胞融合した。
次に、ハイブリドーマ細胞のスクリーニングを、細胞凝集誘導活性及び細胞死誘導活性を指標に行い、細胞死誘導活性の強かったモノクローナル抗体F17B1を選抜した。
マウスモノクローナル抗体F17B1のH鎖可変領域及びL鎖可変領域の配列を決定し、抗体のヒト化を行なった。さらに、ヒト化抗HLAクラスI抗体H2-G1d_L1-k0による細胞死誘導を行なったところ、H2-G1d_L1-k0はIM9細胞株において、濃度依存的に細胞増殖を抑制することが明らかとなった。