気管支感染症の治療法

【公開番号】特開2013-56947
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【出願人】ノバルティス アーゲー

【要約】
【課題】気管支上皮感染症の患者に対して、90~130mgのアミノグリコシド系抗生物質を、ドライパウダーエアゾル組成物として患者の気管支系に、20~36日間の第一治療期間中に1日1~3回投与することによる治療法を提供すること。
【解決手段】本発明の態様によれば、第一治療期間の後に第二の治療休止期間を設けることができ、その間は患者の気管支系にはアミノグリコシド系抗生物質は投与されない。悪性の感染症の治療に対しては、患者の気管支系へのアミノグリコシド系抗生物質投与による第一の治療期およびその後のアミノグリコシド系抗生物質を投与しない第二の治療休止期のサイクルを、抗菌効果が現われるまで2回またはそれ以上繰返して行うことができる。CF患者が罹患する感染症のような慢性感染症の場合では、この第一および第二の治療期のサイクルを、患者治療中に複数回繰返すことができる。

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