プリオンタンパク質構造変換抑制剤及びその利用

【国際公開番号】WO2010/131717
【発行日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【出願人】国立大学法人岐阜大学
【要約】
本発明は、正常型プリオンタンパク質への結合を介して感染型プリオンタンパク質の生成を抑制することができる新規化合物を提供することを目的とする。この目的のため、本発明では、下記式(1)
【化1】
化1
(式中、Xは炭素原子又は窒素原子を示す。R1、R2は同一又は異なって、水素原子、酸素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ基、カルボキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アシロキシ基、アシル基、置換基を有してもよい炭化水素基、置換基を有してもよい複素環式基、置換基を有してもよいアミノ基等を表す。R3~R6は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい炭化水素基、置換基を有していてもよい複素環式基等を表す。ただし、R1及びR2の少なくとも一方は水素原子以外の基を示す。)で表される化合物を提供する。

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