ランゲルハンス島の移植におけるアジュバントとしてのCXCR1/2の阻害薬

【公表番号】特表2013-506704
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【出願人】ドムペ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ

【要約】
本発明は、I型糖尿病患者にランゲルハンス島を移植する際にアジュバントとして使用する医薬の調製のための、CXCR1および/またはCXCR2阻害薬に関する。特に、本発明により使用できる化合物は下記の式(I)をもち、式中のRおよびR1は明細書中に定めるものである。
【化1】

食欲調整剤、治療薬、健康食品、動物用飼料、及び食欲調整方法

【公開番号】特開2013-40127
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【出願人】学校法人自治医科大学

【要約】
【課題】第1次摂食・代謝調節中枢に働きかける食欲調整剤を提供する。
【解決手段】食欲調整剤であり、視床下部弓状核のグルコース抑制性ニューロン(Glucose-Inhibited neuron)のNKA(Na++K+-ATPase)活性を調整するNKA活動調節剤を含むことを特徴とする。この調節剤は、NKAアクティベータであり、グルコース抑制性ニューロンの[Ca2+]i濃度を低下させる。これにより、従来とは作用機構の違う食欲促進剤の提供が可能となる。

シクロプロピル縮合ピロリジン骨格を有するジペプチジルペプチダーゼIVの阻害剤及び方法

【公開番号】特開2013-40219
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【出願人】ブリストル-マイヤーズ スクイブ カンパニー

【要約】
【課題】新規なジペプチジルペプチダーゼIV(DP 4)阻害化合物。
【解決手段】
式:
【化1】

[式中、
xは0又は1であり、yは0又は1であり(yが0のときxは1であり、yが1のときxは0である);
nは0又は1であり;
Xは水素又はシアノ基であり;
式中、R1、R2、R3及びR4は、本明細書で記載のとおりである]
の構造式を有する化合物。

α-ガラクトースエピトープ発現ウイルス及びワクチンの作製方法

【国際公開番号】WO2011/040526
【発行日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【出願人】国立大学法人帯広畜産大学/独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

【要約】
酵素を用いることなく、ウイルスに対する免疫応答が増強されたα-Gal発現ウイルスを作製できる方法、及びこの方法で作製したα-Gal発現ウイルスを用いた、効果(抗原性)の高いインフルエンザウイルスワクチン等を提供する。α-Gal発現ウイルスの作製方法。(1)α-ガラクトースエピトープ(Galα1-3Galβ1-4GlcNAc-R:以下α-Gal)を発現しない細胞系に、α1,3-ガラクトース転移酵素遺伝子を発現し得る状態で導入して、α-Galを発現し得る細胞系を得る工程、(2)α-Galを発現し得る細胞系にウイルスを接種して、ウイルス感染した細胞系を得る工程、および(3)ウイルス感染した細胞系を培養して、培養液からα-Galを発現するウイルスを得る工程を含む。この方法でα-Galを発現するウイルスを作製し、得られたウイルスからワクチンを作製する、ワクチンの作製方法。

C型肝炎ウイルスワクチン組成物

【公表番号】WO2011/040535
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【出願人】東レ株式会社/国立感染症研究所長/公益財団法人東京都医学総合研究所

【要約】
HCVの感染阻害活性を持つ抗体を誘導するHCV抗原と最適なアジュバントの組合せを見出して、効果的なHCVワクチン組成物を提供する。
C型肝炎ウイルスのJFH1株由来のNS3タンパク質、NS4Aタンパク質、NS4Bタンパク質、NS5Aタンパク質及びNS5Bタンパク質をコードする配列を含むC型肝炎ウイルスゲノムから作製される感染性C型肝炎ウイルス粒子を不活化して得られる不活化ウイルス粒子と、配列表の配列番号5記載の非メチル化CpG含有オリゴヌクレオチドと、水酸化アルミニウムとを含む、C型肝炎ウイルスワクチン組成物。