着るだけで姿勢のゆがみを検知したり、消費カロリーや心拍数などを計測してくれる「衣料型ウェアラブルシステム」をグンゼとNECが開発したと発表しました。煩わしい装置を装着せずとも、シャツを着るだけでさまざまな情報を取得してくれます。
開発されたシャツは、いわゆる「インナー」もしくは「肌着」ですから、日常的に着用して使用できます。
姿勢センサーや配線などは、グンゼの「編み技術」を使って導電性繊維が組み込まれました。センサーや配線の部分も伸縮してくれるため、しっかり体にフィットして動きやすく、かつ通気性も優れているという。
そして、もちろん「洗濯」も可能とのこと。
データはNECが開発した端末で収集され、ユーザーのもつスマートフォンに自動送信されます。さらにNECクラウドに送信されてデータの蓄積や分析などが行われます。
専用のアプリを通じて姿勢や体の歪みの情報、姿勢改善や肩こりの予防に役立つアドバイスなどが閲覧できるシステムになっています。
1月13日から東京ビッグサイトで開催される「第2回ウェアラブルEXPO」に出展されるとのこと。
(via ITMEDIA)