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バイオニュース
IL-18と受容体α、βとの複合体構造を解明 副作用の出にくい新薬の開発に期待

 関節リウマチや敗血症性ショック、アレルギーなど免疫異常の病気の引き金となるタンパク質「IL-18」と受容体との複合体の立体構造を解明したと、岐阜大と京都大の研究チームが発表した。15日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに論文が掲載された。
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児童書のポプラ社から出版された「美しい人体図鑑」が予想外の売れ行き

人体の美:ミクロの目で見た細胞、網膜…写真図鑑が人気 児童書を中心とするポプラ社から先月発売された写真図鑑「美しい人体図鑑」が予想を上回る人気を集めているという。担当者は「専門的な本なので、ここまで売れるとは思わなかった。うれしい驚き」と話す。
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シークヮーサーに含まれるノビレチンにメラニン抑制効果、新たな美白化粧品の開発に期待

 シークヮーサーの皮に含まれるノビレチンにメラニン生成抑制作用があり、美白効果があることを琉球大と中部大の研究チームが証明した。またシークヮーサーからノビレチンエキスを効率的に抽出する製法も確立した。
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歯や皮膚など「上皮系器官」の増殖や分化に同じ遺伝子が関与

 歯や皮膚などの「上皮系器官」の細胞の分化や増殖に同じ遺伝子が関わっていることを東北大の研究グループが明らかにした。形状や大きさの制御が難しい歯や皮膚の再生医療やがんの診断、治療への応用が期待される。
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肥満は海馬を収縮させる?

肥満は認知能力を低下させる?

ナショナルジオグラフィック

 体重が増えると脳が収縮する可能性があることがわかった。18日、北米神経科学学会の記者会見で研究結果が発表された。60代を対象とした研究結果から、肥満体の被験者では海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになったという。
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パーキンソン病患者、認知症発症前の脳機能低下を発見

パーキンソン病認知症併発 脳機能低下が関与

河北新報

 東北大の森悦朗教授らの研究グループは、パーキンソン病患者が認知症を発症する前に脳機能が低下することを発見した。発症前に進行が予測できることから、適切な治療の開始につながるという。
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ハトは鏡に映った姿を自分と認識することができる

ハト:「鏡の中の自分」認識…慶大チーム 議論に区切り

毎日新聞

 ハトは鏡に映る姿を自分であると認識することができるらしい。渡辺茂・慶応大名誉教授らの研究チームが実験で明らかにし、米国の心理学専門誌に発表した。
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大腸がんが周囲の細胞を腫瘍血管に変える仕組みを解明

 大腸がんが周囲の正常な細胞を腫瘍血管に変える仕組みが岐阜大の赤尾幸博教授らの研究グループにより解明された。周辺組織の遺伝プログラムを変化させるマイクロRNA-1246、92aが入った微小カプセルを介して腫瘍血管に変えるという。
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岐阜県で原因不明の目の異常、羽島市と大垣市の小中学校で児童ら430人

 岐阜県の小中学校で原因不明の目の異常を訴える児童や生徒が相次いだ問題で、県教育委員会によると症状が出たのは羽島市と大垣市の小中学校26校で、計430人にのぼった。いずれも重症者はなく、ほぼ全員の症状が回復している。
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海馬を活性化させて「いやな記憶」を「楽しい記憶」に置き換える

記憶が置き替わる

読売新聞

 海馬を活性化させて「いやな記憶」を「楽しい記憶」に置き換えることにマウスを使った実験で成功したと、理化学研究所の脳科学総合センターの研究チームが発表した。28日付の英科学誌Nature電子版に掲載される。
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厚労省が慢性疲労症候群の実態調査を開始する

 厚生労働省は、神経の機能障害などが原因で強度の疲労が継続する筋痛性脊髄炎(慢性疲労症候群)の実態調査を今月内にも開始する。調査は1200万円をかけて聖マリアンナ医科大に委託される。
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ラットの神経細胞を使って原始的な「人工脳」を作ることに成功

ラットの神経細胞で人工脳作製

朝日新聞

 ラットの神経細胞を特殊な物質に含ませて培養して、原始的な「人工脳」を作製することに、米マサチューセッツ州タフツ大の研究チームが成功した。人間の細胞を使った人工脳も作製を進めているという。
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危険ドラッグに使用される21の物質を新たに指定薬物へ

 危険ドラッグに使われる21種類の化学物質について、厚生労働省は15日、薬事法で販売、所持を禁止する指定薬物に指定する省令を公布した。施行は25日。指定薬物の数はこれで1400になる。
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腕を動かす脳の指令をつかって脚を動かすことに成功 脊髄損傷患者の歩行に期待

脊髄損傷患者の脚を動かす方法

読売新聞

 腕を動かそうとする脳からの指令をセンサーで読み取り、それを下半身に伝えることで脚を動かすことに成功したと、自然科学研究機構生理学研究所などの研究チームが発表した。13日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに論文が掲載された。
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「脳型コンピューターチップ」を米IBMが開発

脳型コンピューター

朝日新聞

 人の神経細胞の働きをまねた素子をつかって同時並行的に情報を処理することができる、脳型コンピューターチップを米IBMが開発した。大量の画像や音声の中から特定の顔や声などを識別したり、あるいはビッグデータから目的の情報を高精度で見つけることが可能となるという。8日付の米科学誌サイエンス誌に発表する。
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