バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 5.19 Sun

ゲノム編集技術の精度を向上 エラーが従来の10分の1に

 生物の遺伝子を改変する「ゲノム編集」技術で標的とした遺伝子以外の塩基配列を変えてしまうエラーを減らす技術を開発したと、米ブロード研究所の研究グループが米科学誌「Science」で発表した。

 ゲノム編集は、従来の遺伝子組換え技術と比べて格段に短時間で狙った遺伝子を高精度に改変することができる技術。最も実用的な「CRISPR/Cas9」と呼ばれる手法の精度を高め、改変エラーが10分の1になったという。

(via 共同通信