個人の音楽の好みに合わせて自動的に作曲ができる人工知能(AI)のシステムを、大阪大の研究グループが開発した。
開発したAIのシステムは、測定器がついたヘッドホンとセットになっている。
SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」など10曲ほどをヘッドホンで聞き、そのときの脳波をヘッドホンについた測定器で計測する。そのデータから、心地よく感じたり不快に感じる曲についてAIが分析する。
分析の結果に基づいて高揚感を感じられる曲や沈鬱な気分になる曲をつくったところ、実験参加者から「気持ちが高揚した」などの感想が得られたという。
このAIシステムを使うことで、気持ちを改善するような曲などをオーダーメイドで作ることができる可能性がある。
参考:読売新聞