バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 4.28 Sun

統合失調症の患者では脳の部分「淡蒼球」の大きさが左右で違う

 統合失調症の患者では、意欲や運動機能に関わる脳の部分「淡蒼球」が右脳より左脳で大きくなっていると、大阪大の橋本亮太らの研究グループが発表した。

 統合失調症では幻覚や妄想、集中力の低下などさまざまな症状が出るが、詳しい原因はよくわかっていない。

 淡蒼球は大脳基底核と呼ばれる部位の一部。今回の研究結果は統合失調症の仕組みの解明や、将来的には診断補助に活用できる可能性があるという。

(via 47NEWS