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動物の中で,最も精密で複雑な建築物をつくるクモ。網と呼ばれるその建築物は,エサを獲るためのもので,クモが自ら紡ぐたんぱく質でできた糸を組み合わせてつくられている。クモは1日のほとんどの時間を網の上でじっとエサを待って過ごす。しかし,一度エサがかかるとすばやく動き,これを捕まえようとする。その間およそ10秒。網は,クモとエサとの10秒間の攻防の舞台なのだ。良い狩り場を選ぶ方法,エサをおびき寄せる仕組み,優れた糸の性能とそれを網に組み上げるやり方が相まって,クモと網が一体のシステムとなることにより,エサを捕らえることができる。
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合奏したときにテンポが速くなってしまう「走る」のは、演奏者が緊張したり高揚することより、タイミングを調節するメカニズムに原因があったと、東京大の研究グループが科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表しました。
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緑内障の治療薬をナノ粒子化して、角膜のバリヤ機能を突破する高い薬理効果を確認したと、東北大の研究グループが科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表しました。さまざまな化合物にも応用できるため、新たな眼科製剤の作製法につながると期待されます。
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耳鳴りの原因となる神経活動の関与を突き止めたと、自然科学研究機構生理学研究所などの研究チームが科学誌「Journal of Neurophysiology」で発表しました。
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睡眠中のエアコンは、人が感じない程度の弱い風であっても睡眠の質に影響を及ぼす可能性があると、豊橋技術科学大の研究グループが科学誌「Energy and Building」で発表しました。
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もうダマされるのは、終わりにしよう。世の中にはびこる、カガクっぽいものを検証&一刀両断!科学的でないのに科学的な根拠があるふりをする“ニセ科学”たち。こういった本当かウソかわからないような健康情報、出所のあいまいなマスコミ報道/口コミ情報などが世にはびこる案件をピックアップし、(架空の研究所である)渋谷研究所Xの亀さんと六さんという二人の研究員が、ボケたり突っ込みを入れたりしながら、その真相に迫ります。また、本文とあわせて大阪大学教授である菊池誠氏による、“学術的な視点での見解”も掲載。本書を読めば “ニセ科学”の本質が鮮明に見えてくるはずです。
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なかなか死なない不思議な生き物クマムシ。クマムシの信じがたい生態から愛すべき弱点まで、研究室で起こる悲喜こもごもを交え、第一線の研究者が語ります。「どんな状況で生き延びるのか」「どうやって極限状態を過ごすのか」「なぜそんな能力をもっているのか」「普段はどのように生きているのか」といった内容を通じ、生き物の不思議な力を感じられる1冊です。人気キャラクター「クマムシさん」のイラストをたっぷり収録。
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「血圧」とは血液の圧力によって血管壁が押される力のことで、血液の量(心拍出量)と血管の太さ(血管抵抗)によって決まるもの。健康な身体を保持するための基盤であり、その数値は高すぎても低すぎても健康に害をなす。本書は、この血圧について、そのもととなる血液の状態から、心臓の動き、血圧のしくみ、血管の状態などを図解でわかりやすく解説する。
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『利己的な遺伝子』刊行後、「ダーウィン主義の擁護者」として確固たる地歩を築いたドーキンスは科学啓蒙者としての活動にシフトし、満を持して放った宗教批判の書、『神は妄想である』はまたも世界的ベストセラーとなった。激動の日々を彼はいかに過ごしていたのか。大学教授としての日々の営為、各著作の発想の源と執筆過程、テレビ番組製作・出演をめぐる騒動、論敵らとの丁々発止の論争の一部始終など、世界で最も影響力のある思想家ドーキンスの、『利己的な遺伝子』以降の四半世紀をテーマ別に回想。日本でも行なった公開講義の裏側、影響を受けた師や同僚、編集者、テレビマン、学者仲間の印象的なポートレートなど、本人ならではの切り口で説き語る。
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ジャガーやライオン、ヘビ、コウモリ、ワニなど、闇にすむ危険な生き物が大集合!闇の中でどうやって狩りをするの?闇の生物がもつ特殊能力とは?大きなイラストで体の特徴もよくわかる!おどろきの生態が満載のオールカラー80P!
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深海には、マッコウクジラなどの大きなほ乳類から、ホタルイカのような小さな生きものまで、多様な生きものがくらしています。また、ホホジロザメのように海面から深海まで、幅広く活動する生きものの存在しています。本書では、深海にくらす、さまざまな生きものを迫力のある写真やイラストでいきいきと紹介していきます。
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¥ 1,620
地球外生命はどこにいる? 生物学、化学、物理学、生命科学、天文学……各分野のトップランナーが最新成果を元に究極の謎に答を出す。科学者自筆の宇宙人イラストも収録!
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あらゆる自然現象にルールがあるように、人間の恋愛もパターンに満ち溢れている。ならば、数学の出番。恋人の見つけ方から、オンラインデートの戦略、結婚の決めどき、離婚を避ける技術まで、人類史上もっともミステリアスな対象=LOVEに、統計学やゲーム理論といった数理モデルを武器にして挑む。イギリスBBCなどでアウトリーチ活動に励む数学者が、人生の一大事に役立つ驚くべき知見を引き出しつつ、「数学と恋愛する」楽しさをも伝える。
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化学反応というと、一般の生活には関係ないと思いがちですが、私たちの身近なところには、医薬品、洗剤、脱臭剤、防虫剤、除草剤など多くの化学物質があり、これらの化学物質を正しく使いこなさないと大事故につながります。本書は、家庭での事故を防ぐために必要な化学の知識をイラスト入りでわかりやすく解説します!
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¥ 3,780
音楽にとって極めて重要なピッチ(音高)を人間の神経がどのように符号化するのかを詳しく考察。事実と実験結果、推測に基づいた大胆な仮説を提案し、秀逸な知的エンターテインメントとして読むこともできるが、各分野の研究者には多くのヒントやテーマが潜んでいるだろう。神経生理学、音響心理学、音楽理論、物理・工学など、幅広い層の読者に興味深い本だと思われる。
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