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「女性にストレートはいない」とする衝撃的な実験結果が発表された

女性

近年では、世界的な流れにおいても性的少数者の権利が社会的に認められつつあり、先日も東京都渋谷区で同性カップルの結婚に相当する「パートナーシップ」の証明書交付が開始されるなど話題になりました。そのような時代の流れのなか、「女性にストレートはいない」とする衝撃的な研究結果が発表されました。




英エセックス大学のゲルルフ・リーガー博士らの研究グループが、女性の性的指向に関する興味深い実験を行いました。

研究グループは、女性345人に対して、魅力的な男性と女性の裸体映像を見てもらい、その反応について調査しました。正確を期すために「瞳孔の広がり具合」も計測しています。瞳孔の広がりは、わき起こる性衝動を表しているといいます。

実験の結果、レズビアン(同性愛者)の女性は魅力的な女性の裸に強く惹かれ、男性の裸にはほとんど興奮しませんでした。当然の結果ともいえます。

しかし予想外だったのは、ストレート(異性愛者)の女性も、ほとんどが男性の裸だけではなく女性の裸に対しても強く惹かれると判明したことです。「自分は男性にしか興味がない」と宣言している女性も、本人は自覚がなくても体は反応したという。

一方、男性の場合については、同性愛者であれ異性愛者であれ、自分が自覚する性別にしか興奮しないことがわかっています。

リーガー博士は「我々の研究は、何が女性のスイッチを入れるのかについて明確な事実を示している。女性はみなレズビアン、もしくはバイセクシュアルであり、ストレートはいない」としています。

研究結果については、当然ながら賛成意見や反対意見、さまざまな反応があるという。確かに、非常に衝撃的な研究結果であることは間違いありません。

(via TOCANA