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「ときめき」を測定するセンサーを開発 二次元と三次元のどちらが好みか判定するブースが大人気

「ときめきセンサー」を開発

 半導体メーカーの「ローム」がドキドキする心理状態を検知する「ときめきセンサー」を開発しました。幕張メッセで開催している「CEATEC2015」では二次元と三次元の異性のどちらにときめくかを計測できるブースを設置しています。




 開発した装置では「光学式脈波センサー」というセンサーを利用しています。心臓が血液を送り出す際、血管の容積が変化しますが、脈波センサーはこの血管の容積変化を光を照射することで計測します。

脈波センサー

 医療分野や健康分野での活用を想定しており、自律神経活動や血中酸素飽和度を測定するウェアラブルセンサーなどへの応用に向けた研究開発が進められているとのこと。

 ところで、幕張メッセでは10月7日から10日までCEATEC2015が開催されていますが、ロームは「ときめきセンサ」というブースを設けているという。

ときめきセンサ

 「ときめきセンサ」では、二次元と三次元の異性から声をかけられた際にどちらに「ときめく」かを計測して、ときめいた方の異性と記念撮影することができるという。

コーナー

 コーナーでは、左側に二次元の異性が表示される画面、右側に三次元の異性が現れるブースが設置されており、順番に「好きです!」と告白されます。手で握ったセンサーを通じて、どちらに「ときめいた」か測定されます。

二次元

 二次元と三次元のどちらが好みか、みんなの前でさらされてしまうわけです。かなりの勇気が必要なブースですが、意外にも大人気で行列ができているという。

記念撮影

 ときめいた方の異性と記念撮影ができます。

 男性向けと女性向けの二つのバージョンがあります。記念撮影は、男性向けでは「二人の手でハート」をつくりますが、女性向けは「壁ドン」とのこと。ちなみに、並んでいるのはほとんど男性とのことです。

(via 47NEWS engadget