バイオ研究を紹介するネットメディア 11.20 Wed

「うなずく」だけで好感度をアップできることが実験で証明される

誰かと会話しているとき、相手の意見に同意するときはうなずき、逆に拒絶の意思を表すときには首を振る動作をします。これらの動作は世界の多くの国々で共通のものですが、実は単に「うなずく」動作をするだけで、好ましい印象を与えることができるそうです。

実験は北海道大学などの研究グループによって行われました。

CGを使って作成された人物が「うなずく」「首を横に振る」「静止している」の3種類の動画をつくり、18歳以上の男女計49名に評価をしてもらいました。

うなずき、首振り、静止(北海道大学)

動画ごとにCGの人物に対して魅力や好ましさ、近づきやすさといった印象を評価し、1から100の範囲で点数をつけてもらいました。

これらの評価結果を分析したところ、評価者の性別にかかわらず、「うなずく」動作を見たあとは好ましさと近づきやすさがそれぞれ30%と40%向上することがわかりました。

印象の評定値(北海道大学)

さらにそれぞれの動画について、「見た目の好ましさ」や「推測される性格のよさ」についても調べたところ、性格の好ましさについては特に上昇することも明らかになりました。

つまり、会話の内容などの条件を抜きにしても、単に「うなずく」動作を見ただけでも、その人物に対して好ましさや近づきやすさの評価が高まり、さらに性格がよいと感じられることが実験によって明らかになったわけです。

もし誰かに好印象を与えたければ、とにかく頭を縦に振って「うなずく」動作をするように意識してみてはいかがでしょうか。ちょっと意識するだけで結果が得られるコミュニケーションスキルとしてなかなかよい方法かも知れません。

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