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ボールペンのインクが出ない、文字がかすれるときに試すべき方法

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しばらく使ってないボールペンが書けなくなっていることがあります。もちろん、いつも使ってるものでも突然書けなくなることだって。そんなとき、新しく買い直してもよいのですが、ちょっとしたテクニックで蘇ることもあります。ここで捨てる前に試すべき「ボールペン復活法」をまとめます。




ペン先のボールを動かす

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ペン先のボールがスムーズに回らなくなっているために、インクが出てこない場合があります。こんなときは、ティッシュペーパーを使います。

ティッシュペーパーを3~4枚ほど重ねてテーブルの上に広げ、その上をグルグルと円を描くようにボールペンの先を走らせます。ティッシュペーパーが破れない程度に、筆圧をいろいろと変化させながら動かしてみます。

これでインクが出てこないときは、ペン先を掃除する必要があります。

ペン先の汚れを掃除する

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乾いて固まってしまったインクやホコリなどがボールにこびりついていて、簡単には取れてこない場合があります。

そういった場合は、ティッシュペーパーを使ってペン先を丁寧に拭き取ります。

また、タバコのフィルターを使うと効果的に取れるので喫煙する人はやってみて下さい。ペン先をフィルターにねじ込んで、グリグリと回転させて汚れを落とします。

ペン先を温める

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インクがボールに付着して固まってしまって、ティッシュペーパーなどで拭いても汚れが落ちない場合は、温めて溶かす必要があります。

まずは指や手のひらを使ってペン先を温めてみましょう。手でボールペンの先を握るようにして温めてみて下さい。

もし、簡単に汚れが取れないようであれば、次はドライヤーを使って温めます。

ペン先から15センチほど離れた場所から、ドライヤーで温風を吹き付けます。あまり長く温めているとペン先が変形してしまうおそれがあるので、様子を見ながら行いましょう。

ペン芯の中の空気を追い出す

ペン先が汚れていないにも関わらずインクが出てこない場合は、「ペン芯に入り込んだ空気」が原因になっています。空気の層が邪魔になり、インクをスムーズにペン先まで送り出すことができなくなった状態です。

そんなときは、「遠心力」を使って空気をペン先から追い出します。

輪ゴムを使った方法

最も一般的な方法は「輪ゴム」と使う方法です。ボールペンの真ん中のあたりに輪ゴムをセロテープで止めます。

次に輪ゴムの両端を両手で持ちながら、ボールペンを回していきます。ゴムを持っている指がきつくなるまで、しっかりと回していきます。

回しきったら、輪ゴムを伸ばすようにしながらボールペンを逆方向に回転させます。高速回転による遠心力で、芯に入り込んだ空気を追い出します。

扇風機を使った方法

輪ゴムによる遠心力で空気を追い出すことができない場合は、より強力な方法を試します。

扇風機のカバーを外して、羽の部分にボールペンをテープで貼り付けます。このとき、必ずペン先が外側を向くようにしてください。テープは、セロテープよりも大きなものを使った方がよいかも知れません。

しっかりと貼り付けたらカバーを戻し、扇風機のスイッチを入れます。ボールペンが羽から外れて飛ばされる危険性もありますので、注意して下さい。

諦めて新しく買い直す

汚れを取り除き、ボールがスムーズに回転し、そして芯の中に空気も入り込んでいないのにインクが出てこない場合は、もう寿命だと思って諦めましょう。

ボールペンの使用期限は製造からおよそ4年程度だそうです。それも、あくまで目安ですので保管状況などで違ってきます。未使用であっても年数が経っていたら寿命を迎えている可能性もあります。

三菱鉛筆のジェットストリーム

お店に行くとさまざまな種類のボールペンが並んでいて、どれがよいのか迷ってしまいます。もちろん、人によって筆圧や書くスピードも違うので好みの書き心地に個人差があります。

しかしその中でも非常に人気があるのが、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」ではないでしょうか。

世界初となるインクで超低摩擦な書き味を実現。非常になめらかな書き心地なため、長時間にわたって書き続けていても手が疲れにくいのが特徴です。そのため、長時間の論文作成がある資格試験などで、好んで使っている人も多いようです。

アマゾンでも「ベストセラー1位」、カスタマーレビューでも55人中42人が「5つ星」を付けています。(記事作成時)

ぜひ一度、試してみて欲しいボールペンです。

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三菱鉛筆 ボールペン ジェットストリーム
低い筆記抵抗でクセになるなめらかな書き味を実現。インクの乾きがスピーディーで手が汚れるストレスも軽減。ツインボール機構によりインクの逆流も防ぎ、ペン先からのインク漏れを防ぐためのスプリングチップを内蔵。