バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 5.12 Sun
科学読み物
進化の教科書 第2巻:進化の理論

進化の教科書 第2巻:進化の理論¥ 1,728
 進化は集団内にいかに広がるのか、あるいは消えてしまうのか? その鍵を握るのが「対立遺伝子」の存在だ。進化のメカニズムには大きく分けて、遺伝的浮動、自然淘汰、移動、そして突然変異の4つが関係している。ここでは、これらの要因がどのように進化、とりわけ対立遺伝子の振る舞いに関係しているかを数理モデルによって検証していく。さらに自然淘汰による進化は、自然淘汰そのものが変化することが最近の研究から明らかになり、野生の個体群でも人為淘汰と同じくらい速く進化的変化が起こることが観察されているという。進化にとって、無性生殖が有利か有性生殖が有利か? 性淘汰で繰り広げられる生物進化の物語から、あらためて人類がいまここに存在する意味を投げかける。
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人工知能はいかにして強くなるのか? 対戦型AIで学ぶ基本のしくみ

人工知能はいかにして強くなるのか? 対戦型AIで学ぶ基本のしくみ¥ 1,080
 2016年3月9日、Googleの研究部門が開発した囲碁プログラムAlphaGoが、李世石との5番勝負の第1局に勝ったという一報が流れました。人工知能(AI)が、囲碁においてはまだ人間に及ばないと考えられていた中での驚くべきニュースでした。本書では、AIが「学ぶ」とはどんなことなのか。AIが「考える」とはどんなことなのか。AIが「判断を下す」とはどんなことなのか。つまり、人工知能の思考構造はどうなっているのかを基本からわかりやすく理解することができます。「深層学習とは何か」「画像認識の原理とは」「評価関数の意味」「完全解析の思考法」など、AIの最新技術の核心を学んでいきます。
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タンパク質とからだ:基礎から病気の予防・治療まで

タンパク質とからだ:基礎から病気の予防・治療まで¥ 864
 わたしたちの体の20%を占めるタンパク質。皮膚のプルプルを維持するコラーゲンや筋肉を伸び縮みさせるミオシン、血糖値を下げるインスリン、酸素を運ぶヘモグロビンなど、形も役目も存在する場所も様々だ。近年、プロテオミクス(タンパク質の生命科学)の発展によって、その種類や役割などが急速に明らかになりつつある。日本における第一人者である著者が、最新の成果を解説、病気治療への応用等今後の展望を述べる。
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「生物学」に秘められたドラマ

「生物学」に秘められたドラマ¥ 1,620
 「生物学」は目覚ましい進展を遂げつつある。本稿では幾つかの生物現象や支配する法則発見の背景について紹介する。それによっ一層この分野への関心を深めて頂く事を目的としている。
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9割の病気は腸で治せる!

9割の病気は腸で治せる!¥ 648
 何をやっても「やる気」が起きない。すぐ、怒りたくなる。疲労感がとれず、気分がうつ状態。こんな人は、「幸せ物質」が体内に不足しているのです。この「幸せ物質」は、脳の中にあるのですが、これの元を作っている工場は、腸の中にあります。本書では、この「幸せ物質」をたくさん脳に送るためのカギになる「腸内細菌」を増やす秘訣をご紹介します。
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「糞土思想」が地球を救う 葉っぱのぐそをはじめよう

「糞土思想」が地球を救う 葉っぱのぐそをはじめよう¥ 1,512
 自然環境を守り、災害時のトイレ問題を解決(?!)、そのひとつがノグソだ。「食は権利、ウンコは責任、野糞は命の返し方」と唱え、自然との共生を40年以上にわたってノグソというかたちで実践してきた伊沢正名氏。人間が生きていくうえで欠かせないにも関わらず「良識」の下、隠され排除されてきた「ウンコ」という前例のないテーマは、『くう・ねる・のぐそ 自然に愛のお返しを』でも話題を呼んだ。本書ではさらに熟成した思想を、春夏秋冬ノグソに使える実用的な葉っぱの図鑑とともに展開。葉っぱ図鑑は、拭き心地、拭き取り力などを、長年の実践経験から細かく分類。
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猫の日本史:猫と日本人がつむいだ千三百年の物語

猫の日本史:猫と日本人がつむいだ千三百年の物語¥ 1,134
 最古の愛猫家・宇多天皇の黒猫から、菅原孝標女の不思議な飼い猫、豊臣秀吉・天下人の猫に、朝鮮出兵にお供した島津家の猫、歌川国芳の愛猫たちや、天璋院篤姫の愛猫サト姫まで。古代から日本人とともに暮らしてきた猫たち。その存在は、古代の天皇から禅僧、武士、江戸の庶民に至るまで多くの人びとに愛されてきた。残された数少ない記録から、猫の暮らしや、猫を中心とする人びとの交流などを丹念に描き出し、一千年以上におよぶ猫と日本人のかかわりをたどる。
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ヒトの遺伝子改変はどこまで許されるのか:ゲノム編集の光と影

ヒトの遺伝子改変はどこまで許されるのか:ゲノム編集の光と影¥ 864
 ゲノム編集技術は「クリスパー・キャス9」の登場によって、これまでの技術とは比較にならないほど正確かつ自在にDNAを操作することが可能となった。農業、畜産など様々な分野での利用が期待されているが、とりわけ注目すべきは医療分野だ。ゲノム編集が「ヒトの受精卵」の遺伝子改変に利用されるという、かつてない状況のなかで、われわれは「生命」「家族」をどう捉えるべきか。本書ではゲノム編集の可能性と課題を浮き彫りにする。
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人はなぜ老いるのか 遺伝子のたくらみ

人はなぜ老いるのか 遺伝子のたくらみ¥ 670
 寿命が延び、死から解放されたかのように思える人間に立ちはだかる新たな問題、「老い」。人はなぜ老い、死ぬのか。すべての動物に決められた遺伝子プログラムを通して人生を見直し、潔い死生観を導く。動物行動学者ならではの視点が光る。老いと死についてのエッセイ。
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ニホンオオカミは消えたか?

ニホンオオカミは消えたか?¥ 1,512
 「いまの何だ?」その日、ぼくは69人目のオオカミ体験者になった——。100年以上前に絶滅したとされるニホンオオカミ。しかし、今も目撃情報が絶えず、その姿を追い求めている人たちがいる。果たして本当にいるのか、いないのか。その正体は何なのか?半信半疑のまま取材を始めたジャーナリストは、しだいにオオカミ探しの渦に巻き込まれていく。そして、彼はとうとう”オオカミ体験者”となる……
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医学常識はウソだらけ:分子生物学が明かす「生命の法則」

医学常識はウソだらけ:分子生物学が明かす「生命の法則」¥ 1,512
 食塩を摂りすぎると高血圧になるはウソ、バターやラードは体に悪いはウソ、貧血には鉄分が一番はウソ、卵はコレステロールの元はウソ、玄米は体にいいはウソ。『医学常識はウソだらけ』のポイントをわかりやすく解説。
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元素紀行

元素紀行¥ 1,296
 ニホニウム、誕生。欧米露が独占してきた命名の歴史に、初めて、日本のストーリーがつづられる。写真やグラフィックをふんだんに用いたり、研究者目線でアカデミックに解説したり、数ある元素系書籍のなかで、本書は「元素が発見された経緯と後日談」にクローズアップし、最終的には産業利用に言及する内容となっています。新電気の人気連載コラム「元素の旅」を加筆・修正した理系サブカル本で、メジャーな元素はもちろん、マイナーな元素についても同じページ数を割いて解説し、偏ることなく元素の知識を得られることが特筆点です。
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鳥を識る: なぜ鳥と人間は似ているのか

鳥を識る: なぜ鳥と人間は似ているのか¥ 2,052
 恐竜の生き残りでもある鳥は、種によっては人間の幼児と同等の高い知能と喜怒哀楽の豊かな感情を持ち、ヒトとの共通点が多い生き物でもある。生態や行動をはじめ、言語獲得やコミュニケーションなど人間の能力とも密接につながる鳥の奥深さ・魅力を自然科学と人文科学の両面から多角的に見つめ、恐竜から進化を遂げた「鳥」と、まったく異なる進化の歴史を旅した「ヒト」がなぜ似ているのかを探り、そこから発展的に「人間とは何か」という問いに答えようとする一冊。
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『エクサスケールの衝撃』抜粋版 プレ・シンギュラリティ:人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る

『エクサスケールの衝撃』抜粋版 プレ・シンギュラリティ:人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る¥ 1,404
 現実がSFを超える日は近い。「現生人類」から「新生人類」へ―われわれは、壮大な新世界の扉を開く―2015年世界スパコンランキング「Green500」で世界1~3位を独占、その後は史上初の三連覇を達成。2015年日本イノベーター大賞受賞、気鋭の研究開発者が描き出す「鮮烈な未来」。
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生物の「安定」と「不安定」:生命のダイナミクスを探る

生物の「安定」と「不安定」:生命のダイナミクスを探る¥ 1,512
 生き物の体の構造と機能は4種の塩基の配列によって決まる。生きているかぎり、体内ではこの仕組みに沿って物質が合成・分解され、個体の成長と維持、生活と次世代生産を可能にしている。この仕組みは強固だが複雑で、つねに不安定化しうる状況にある。生き物が持つ「安定性」と、それを脅かす「不安定性」とは何か?発生生物学の分野で日本をリードしてきた著者が、基礎知識から研究の最前線までを平易な言葉で解説し、矛盾する2つの力の交錯として生命現象を描き出す力作!
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