バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 5.17 Fri
バイオニュース
悪性脳腫瘍でがん幹細胞が維持される仕組みを解明

 悪性脳腫瘍の一種「膠芽腫」でがん細胞のもとになる「がん幹細胞」が維持される仕組みを解明したと、名古屋市立大などの研究チームが発表した。悪性脳腫瘍に対する新しい治療法の開発につながると期待される。
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頭に埋め込んだ電極で脳波を計測、ロボット義手やパソコンを操作する臨床研究を開始へ

 「ブレーン・マシン・インターフェース(BMI)」と呼ばれる技術を使って、頭に埋め込まれた電極で読み取った脳波を無線で送ってパソコンやロボット義手を操作する臨床研究を、大阪大などの研究グループが開始する。
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寝不足になると甘い物が食べたくなる脳の仕組みを解明

 寝不足になると甘い物が食べたくなる脳の仕組みが明らかになった。睡眠不足で肥満になる仕組みを解明することで、生活習慣病の改善につながると期待される。
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言語能力に与える遺伝と環境の影響は半分ずつ

 言葉を話す能力に対する遺伝と環境の影響はそれぞれ半分程度であることが、双子の脳活動を測定した結果から明らかになった。
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タンパク質を組み合わせて細胞分裂を開始する「スイッチ」を作製

 細胞内の特定のタンパク質を組み合わせて、細胞分裂を開始する「スイッチ」の仕組みを作ることに熊本大の研究グループが成功した。
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隔離によって強まる不安に関係するタンパク質を特定

 隔離されたときに強まる不安に関係する脳内のタンパク質を、京都大などの研究チームがマウスで特定した。
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頭に電気刺激を与えると足首を曲げやすくなる、リハビリなどの効果向上に期待

 頭部に弱い電気刺激を与えると、足首を曲げやすくなることがわかった。リハビリなどを行う直前に実施することで、リハビリ効果を向上させることができると期待される。
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恐怖の記憶を書き換えて和らげる技術を開発、PTSD治療に期待

 恐怖の記憶を書き換えて心身の反応を和らげる技術を、国際電気通信基礎技術研究所などの研究チームが開発した。心的外傷後ストレス(PTSD)の治療につながると期待される。
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慢性疲労症候群で不登校の子どもは脳が「報酬」を感じにくい

 頭痛や疲労感が続く「慢性疲労症候群」で不登校の子どもは、脳が「報酬」を感じにくくなっていることが、熊本大などの研究チームが明らかにした。
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「川崎病」の治療法を診断する方法を開発

 川崎病の治療法を診断するのに三重大の研究グループが開発した試薬が有効であることがわかった。患者に合った治療法を選択して後遺症を防ぐことができると期待される。
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睡眠と覚醒をコントロールする遺伝子を特定、睡眠障害の治療に期待

 睡眠と覚醒を制御する遺伝子を新たに2つ発見したと、筑波大などの研究チームが科学誌「Nature」で発表した。睡眠のメカニズム解明や睡眠障害の治療につながる可能性がある。
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1975年ごろの食事メニューを続けると肥満が改善する、現代型の食事と比較

 1975年ごろに日本で一般的だった食事を続けると肥満やストレスが改善されることを、東北大の都築毅准教授らの研究グループが確認した。
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失った体の一部が痛みを感じる「幻肢痛」、ロボット義手を使って痛みを和らげる

 ロボットの義手を使って「幻肢痛」を和らげることに成功したと、大阪大などの研究チームが発表した。
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チンパンジーは野菜の鮮度を明るさで判断できる

 チンパンジーは野菜の鮮度について、色がなくても光が当たったときの艶や影など見た目の明るさ(輝度)で判断できると、新潟国際情報大の伊村知子准教授らの研究グループが発表した。
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紅茶に含まれる成分「テアフラビン類」、ノロウイルスに効果

 紅茶に含まれるポリフェノールの一種「テアフラビン類」に抗ウイルス作用があることを発見したと、静岡県環境衛生科学研究所が発表した。ノロウイルスに効果があり、食中毒防止対策への活用が期待される。
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