バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 5.6 Mon

サルバルサン戦記―秦佐八郎 世界初の抗生物質を作った男

サルバルサン戦記 秦佐八郎 世界初の抗生物質を作った男 (光文社新書)¥ 885
島根県出身の細菌学者・秦佐八郎。現在の日本ではそれほど知られていないが、当時難病だった梅毒の特効薬「サルバルサン」(世界初の抗生物質)を、ドイツのパウル・エールリッヒと共に開発し、多くの人の命を救った男である。その秦佐八郎の人生を同じ島根県出身の岩田健太郎が、ノンフィクション・ノベルとして描きだす。佐八郎と当時の名だたる研究者との交流や葛藤、また彼らの生き様を通して、研究とは何か、実験とはどういうものなのか、科学者として頭がよいとはどういうことなのか、研究者に特有のプライドや競争意識と研究倫理など、現代に通ずるテーマとして問いかける。
詳細を読む

amazon