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鷹狩りの書:鳥の本性と猛禽の馴らし

鷹狩りの書:鳥の本性と猛禽の馴らし¥ 3,024
 神聖ローマ皇帝フリードリッヒ二世自らがが著した原題「De arte venandi cum avibus(鳥による狩りの技術について)」の訳書。鷹狩りに使うタカの習性、捕獲方法、飼育・狩猟技術のほか、狩猟対象となる他の鳥の習性なども驚くほど詳細に記述。キリスト教の教義に支配されていた当時のヨーロッパでは希有な科学的視点に立った記述がなされており、「狩猟の教本」でありながら、記述には近代以降の鳥類学によって実証された知見も数多くみられる。著者はローマ教皇と対立、破門にされた人物であり、長らく著書は禁書とされ封印、世に出ることはなかった。
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