バイオ研究を紹介するネットメディア 10.17 Thu

砂糖と塩だけで「経口補水液」を自作する方法

梅雨の季節も終わりに近づいてきました。本格的な夏が到来する前に、脱水症や熱中症などの緊急時に効率よく水分補給できる「経口補水液」を自宅で作る方法をご紹介します。砂糖と塩があれば簡単にできるので、ぜひ参考にしてください。

熱中症になってしまった時は、すぐに涼しい場所に移動して、体の中から失われてしまった水分を補給する必要があります。

水分な通常、大腸から吸収されますが、脱水症状などが出ているときには大腸からうまく水分吸収ができません。一方で小腸にも、「ナトリウムイオンとブドウ糖」が吸収されるときに水も同時に吸収する仕組みがあります。

この小腸から水分を吸収する仕組みを利用したのが経口補水液です。

経口補水液を自作する

経口補水液は、厳密に濃度が調整されたものがメーカーから市販されています。大塚製薬の「OS-1」が有名ですね。

しかし、塩と砂糖さえあれば同様のものを自宅で作ることも可能です。
作り方は簡単です。以下のものを混ぜて下さい。

・水 1リットル
・砂糖 40グラム(大さじ4杯半)
・塩 3グラム(小さじ半分)

味が強くて飲みにくい場合は、レモン汁などを少し加えると飲みやすくなります。
(軽い脱水症状を起こしているときは「おいしく」感じるとも言われていますが、個人差はあるでしょう)

経口補水液の使い方

経口補水液は、下痢や発熱などによる脱水症状や、熱中症を起こしたときなど過度に汗をかいたときに使います。「脱水症状」になってから利用してください。

また、経口補水液はスポーツドリンクのように「がぶがぶ」と飲むことはしません。基本的には「ゆっくりと」飲むようにします。500ミリリットルを1日かけて飲むくらいの目安です。

ストックは市販の経口補水液で

また、自作した経口補水液は日持ちしませんので「使う直前に作る」必要があります。もし、緊急時のときのために自宅にストックしておくのであれば、市販品を使うことをおすすめします。


経口補水液 OS-1 オーエスワン 500ml × 6本
市販品としては最も知名度のある、大塚製薬が製造販売する経口補水液です。
臨床試験の結果に基づく「特別用途食品」の表示許可を得ています。


オーエスワンゼリーパウチ 200gx6袋
OS-1のゼリータイプ。
お年寄りなど、ペットボトルから飲みにくいときに使うと便利な経口補水液です。


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