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近視に関与する遺伝子変異を「WNT7B」に発見

 「近視」の発症に関与する遺伝子変異を見つけたと、京都大の研究グループが30日付の英科学誌電子版で発表した。近視の予防や治療法の開発が期待される。

 近視はアジア人に多いとされ、これまでにも発症に関与するとされる複数の遺伝子が報告されているが、完全な予防法はなく発症の詳細な仕組みも明らかにされていない。

 研究グループは、強度の近視を発症する日本人の患者約千人の遺伝子を解析した。その結果、約32%で網膜の血管形成に関わる遺伝子「WNT7B」に変異があったという。

 研究グループの山城健児講師は、「この遺伝子がどのように近視に関わるかを解明し、予防や治療法の開発につなげたい」としている。