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生物の大きさはどのようにして決まるのか: ゾウとネズミの違いを生む遺伝子

生物の大きさはどのようにして決まるのか: ゾウとネズミの違いを生む遺伝子¥ 1,680  新刊
絶滅した恐竜には巨大なものがいた。現在の世界でも巨大なクジラや樹木がある。一方、肉眼では見えない小さな生物もたくさん存在する。生物の大きさは多様であり、どの生物にとっても重要な特徴となっている。では、生物の体の大きさはどのようにして決まるのか。全容は複雑で未解明な部分が多いものの、その仕組みが少しずつわかってきた。本書では、現在までに明らかになった大きさ決定の遺伝子レベルの話から、ペットや農作物などの大きさを自由に変えるような応用的な話まで、わかりやすく解説する。

本の説明

内容紹介
生物の大きさは,種ごとに,ある程度決まっています.これは考えてみれば不思議です.たとえばヒトでは,2メートルを超える身長の人がいる一方で,1メートルくらいの人がいますが,ヒトとシロナガスクジラの違いほど差が出ることはありません.なぜなら大きさを調節する仕組みが生物にはあるからです.この,生物の大きさがどのように決まっているかを,遺伝子,DNAのレベルから理解する研究が進み,少しずつその仕組みがわかってきました.本書は,その研究の最新の成果を紹介していきます.
内容(「BOOK」データベースより)
絶滅した恐竜には巨大なものがいた。現在の世界でも巨大なクジラや樹木がある。一方、肉眼では見えない小さな生物もたくさん存在する。生物の大きさは多様であり、どの生物にとっても重要な特徴となっている。では、生物の体の大きさはどのようにして決まるのか。全容は複雑で未解明な部分が多いものの、その仕組みが少しずつわかってきた。本書では、現在までに明らかになった大きさ決定の遺伝子レベルの話から、ペットや農作物などの大きさを自由に変えるような応用的な話まで、わかりやすく解説する。