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北海道大と大塚製薬が食品分野の研究部門を設置

 北海道大と大塚製薬が食品分野の共同研究部門を設置した。超高齢化社会の解決や、健康寿命を延ばす食品開発を目指した共同研究を行うという。

 超高齢化社会が進む中で、健康の維持や増進、健康寿命の延伸などの健康課題を解決する必要性が高まっている。「食習慣の改善」「アクティブシニアのサポート」「食べる喜び」「女性の健康」をテーマとする共同研究を実施するため、北海道大学産学・地域協働推進機構に研究拠点を設置した。

 食品素材や酪農畜産で豊富な研究材料をもっている同大と、食品開発に強みをもつ同社が共同で研究することで、新規性の高いテーマの探索や製品の早期創出などのメリットがあるとしている。