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原発メルトダウンへの道: 原子力政策研究会100時間の証言

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「安全神話」はいかにして誕生したのか? 福島原発事故への道程を検証する。日本の原子力発電を支えてきた官僚、政治家、研究者、電力会社やメーカーの重鎮など「原子力ムラ」と呼ばれる人々は、原子力政策を振り返り、「原子力反省会」ともいえる極秘会合を開いてきた。その録音テープや新証言から、原発事故の本質を探る。2012年科学ジャーナリスト大賞受賞のTVドキュメンタリー、待望の書籍化。

本の説明

内容紹介
 「安全神話」はいかにして誕生したのか? 福島原発事故への道程を検証する。日本の原子力発電を支えてきた官僚、政治家、研究者、電力会社やメーカーの重鎮など「原子力ムラ」と呼ばれる人々は、原子力政策を振り返り、「原子力反省会」ともいえる極秘会合を開いてきた。その録音テープや新証言から、原発事故の本質を探る。2012年科学ジャーナリスト大賞受賞のTVドキュメンタリー、待望の書籍化。
内容(「BOOK」データベースより)
 「原子力ムラ」の重鎮たちが秘密裏に開いていた“原子力反省会”―。その記録テープと新証言により、福島原発事故への道程を検証する。2012年科学ジャーナリスト大賞受賞のTVドキュメンタリー。

レビュー(Amazonより)

原発が一番安い電力などという嘘はとっくに暴かれている。
立命館大学の大島堅一教授が電源コストを試算した結果によると、
原子力:10.68円、火力:9.90円 、水力:7.26円となり原子力発電が一番高い。
しかも、数十兆円にも昇るとみられる廃炉費用と放射性廃棄物の処分費用、そして福島原発の事故処理を含めれば、今後のコストは更に桁外れになる。そして、その費用は原発の電気を利用していない将来世代に押し付けられる。一方、これまで原発を推進してきた老人連中(経団連の米倉等)は誰も責任を取ることなく、今も高給をもらいながら原発継続を叫んでいる。
こうした著しい世代間不公平がまかり通る原発こそ、まさに日本社会の縮図である。