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岐阜県で原因不明の目の異常、羽島市と大垣市の小中学校で児童ら430人

 岐阜県の小中学校で原因不明の目の異常を訴える児童や生徒が相次いだ問題で、県教育委員会によると症状が出たのは羽島市と大垣市の小中学校26校で、計430人にのぼった。いずれも重症者はなく、ほぼ全員の症状が回復している。

 現在のところ2市以外に同様の症状の集団発生は確認されていない。羽島市では43人が医療機関を受診したが、多くがアレルギー性結膜炎の可能性が高いとの診断を受けた。昼食前の症状を訴えた子どももいることから給食が原因である可能性は低いとみられる。

 県教委によると、2011年9月にも羽島市と大垣市を含む県内12市町で約2100人の児童らが目のかゆみなどを発症した例があり、「イネ花粉の可能性がある」という。

参考:サンスポ