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血液検査で客観的にストレスを測定する手法、研究開始へ

 血液検査によってストレスの程度を測定する研究を、浜松医科大などの研究チームが開始した。うつ病などの診断や治療への活用を目指すという。

 研究チームは、アミノ酸の一種「トリプトファン」が体内で分解される仕組みに着目した。トリプトファンが分解されると、うつ病患者に不足しているとされる「セロトニン」などの物質になる。

 近年の研究から、トリプトファンの分解によってつくられる物質とストレスとの関連が明らかになってきた。

 研究では、患者の血液を分析してこれらの物質を調べ、その数値からストレスの程度を客観的に把握する。

参考:中日新聞