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ヤマビル忌避剤 秋田市高校生出願の発明が特許化

 ヤマビルの吸血被害対策として、秋田市の金足農高の卒業生ら5人が忌避剤を在校時に開発し、特許を取得した。

 ヤマビルが低温を嫌がる性質に着目し、冷たさを感じる成分を主に加えて開発した。既存の忌避剤に比べ、効果が大きく、安価に製造できる薬剤に仕上げた。忌避剤はダウンヒルと名付けた。

 10年11月にダウンヒルを開発して特許出願し、ことし3月に取得した。ダウンヒルの商品化を目指すため、NPO法人の設立も視野に入れる。

 出典[河北新報社]