今日の午前、理化学研究所の調査委員会によるSTAP細胞論文の疑義に関する最終報告があった。
小保方氏については故意による論文の捏造、すなわち研究不正行為があったことを認めたが、笹井氏、丹羽氏については不正行為はなく、小保方氏単独によるものであったと結論した。
なお、STAP細胞の有無については調査委員会の調査対象外であるとして言及を避けた。
STAP細胞の研究論文の疑義についての理研の最終報告まとめ
小保方氏:2つの点について研究不正行為があった。
若山、笹井両氏:研究不正行為はなかったが、データの正当性と正確性等について自ら確認することなく論文投稿に至っており、その責任は重大である。
丹羽氏:論文作成の遅い段階でこの研究に参加したものであり、研究不正行為は認められなかった。
・研究論文の疑義に関する調査報告書(全文)(理研)
・研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)(理研)