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「美肌」の基本は乾燥対策!冬になる前に肌の乾燥を防ぐ方法をおさらい

夏も終わり、だいぶ涼しい季節になってきました。秋、そして冬になると外の空気が乾燥してきますし、暖房器具もまた室内の空気を乾燥させます。乾燥肌は肌荒れの主な原因です。冬になる前に肌の乾燥対策をおさらいしておきましょう。




肌の乾燥は肌の老化を引き起こす主原因のひとつです。

健康な肌の場合、皮膚表面の角質層と呼ばれるところが十分に水分を蓄えており、奥の皮膚組織を守っています。しかし角質層が乾燥してめくれてしまうと細胞の隙間を埋める脂質が不足し、外部からの刺激を受けやすく状態になります。

皮膚の細胞がダメージを受けてしまう前に、しっかりと肌の乾燥を防ぐ必要があります。

室内の湿度を調節する

日本の冬はそもそも乾燥してしまう季節なのですが、暖房器具をつかうことでさらに空気を乾燥させてしまいます。まずは室内を適切な湿度に保ちましょう。

室内の空気の乾燥を防ぐために一番よい方法は、もちろん加湿器をつけることです。最近はナノイー内臓などさまざまな機能をもつ加湿器も売られていますし、卓上用のものなど小型のものもあります。自分の求める機能と価格帯から幅広く選択できます。

また、最近では電気をつかわないタイプのものもあります。

ちょこっとオアシスプラス
ミクニ
電気を使わないエコ携帯加湿


タンクに水をすすぐと吸湿性のフィルターから水分が自然に気化して湿度を上げてくれます。デスクや枕元などに置くとよいですね。

また、加湿器などを用意しなくても、濡らしたタオルをハンガーなどでつるしておくだけでも乾燥対策になります。ちょっと見ばえが悪くなりますが、睡眠中などはこれで十分だと思います。

外出時の乾燥はどうしても防げませんので、まずは自分の部屋のなかだけでも、できる限りの手は打っておきましょう。

熱いお風呂には入らない

肌表面には適度な脂質が必要です。この脂質がなくなってしまうと皮膚が保持している水分が外に逃げていってしまうからです。

寒い季節になるとどうしても熱いお風呂に入って体を温めたくなりますが、あまり熱すぎるお風呂は肌表面の脂質を流してしまうのでよくありません。ぬるめのお湯でゆっくり長くつかるようにしましょう。

あまり肌をこすりすぎない

どれだけ対策を講じても、やはり冬の季節は肌がダメージを受けています。顔や体を洗うときは、あまりゴシゴシとこすって洗うことはやめましょう。水分不足になっている角質層がめくれてしまう原因になってしまうからです。

ぬるま湯を使ってゆっくりと優しくマッサージをするように洗顔してあげてください。

しっかりと保湿すること

どれだけ保湿に気をつかっても、乾燥する冬の季節にはどうしても皮膚が乾燥しがちです。しっかりとクリームなどで保湿してあげましょう。

顔はもちろん、お風呂上がりには体全体に保湿クリームなどを塗って乾燥を防ぎます。マッサージをするように塗ってあげると血行もよくなるので効果的です。

* * *

乾燥は肌にダメージを与えてしまう最も大きなリスクです。手遅れにならないうちに早めに対処しておくことが大事ですので、まずはふだんの心がけ一つでできる基本的なところから押さえておきましょう。