昨年12月からクロマグロなどが大量死した東京都立葛西臨海水族園は22日、マグロと同じサバ科のスマ29匹を大水槽に搬入した。問題がなければ6月中にもクロマグロ約50匹を追加する。
同水族園では昨年12月1日の時点で計165匹いたクロマグロなどが相次いで死んだ。死因についてはいまだ不明。
大水槽は、最後の1匹となったクロマグロ、15日に搬入されたハガツオ19匹と合わせて49匹となる。15日に入れたハガツオは搬入直後に2匹が死んでいる。
錦織一臣副園長は「生き物が相手なのでまだ不安はあるが、環境全体や飼育のあり方を見直し、緊張感をもってやっていきたい」と話した。
参考:スポーツ報知