宇宙空間が眼に与える影響を調べる実験　油井宇宙飛行士

2015年9月4日　バイオニュース／ニュース，

宇宙で眼の障害を調べる実験

　油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士が、宇宙空間における作業が眼に与える影響を評価する実験を行ったと、宇宙航空研究開発機構（JAXA）が発表した。

　宇宙空間での作業は、微少重力や宇宙放射線、閉鎖空間などにより人体にさまざまな影響を与える。その影響を評価して人が宇宙で安全かつ健康的に生活するための基礎研究や技術開発が行われている。蓄積された知見や技術は、地上で暮らす人のための医学にも応用していく。

　実験では、光干渉断層計（OCT）を用いた眼球組織の断層像撮影、ファンドスコープという器具を用いた眼底検査２種類を実施した。

（via Response）