マスクをすると顔の魅力が下がる、もともと魅力が高い人ほど低下

2016年2月18日　バイオニュース／ニュース，

　マスクを着用すると見た目の魅力が下がるとする実験結果を、北海道大の河原純一郎特任准教授らの研究グループが発表した。もともと魅力の高い顔ほど下がる度合いが大きいという。

　マスクは口元を隠してしまうため見た目の魅力を損なう可能性があるが、一方で装着したほうが魅力が高いと主張する声もある。

　研究グループは、白色のマスクを装着した２０～３０代の男女それぞれ６６人の顔写真を画面に映し、男女計２１０人が外見的な魅力や健康さを評価する実験を行った。

　その結果、男女ともにマスクを装着した顔写真の方が外見的魅力の評価が低下することがわかった。また、もともと魅力の高い顔写真の方が評価の低下が大きいこともわかった。

　マスクの装着によって魅力が低下した原因としては、見た目の健康さが下がることでネガティブな印象を生むことや、肌の状態が良いなどもともと魅力的な特徴が隠されることが考えられるという。

（via ）